2019.02.12 Tue
みかんせい 帯広南の森教室
プログラミングを始めようと思っていても、
最近はたくさんのプログラミングスクールがあって、
どれが「ウチの子に合うのか?」わからないですよね。
ごもっともです!
プログラミングスクールは大きく分けて2つ。
①パソコン上の画面で「動かすコードを選ぶ」もの
②自分でキーボードから「コードを入力する」もの
です。
両方とも、その後は、画面上でキャラを動かしたり、ゲームをしたり、
ロボットを動かしたります。
要は「選ぶだけ」なのか、「自分で入力する」のか、です。
①は失敗はあまりありません。自動で動いてくれますから。
②は失敗がよくあります。きちんとコード入力しないと動きませんから。
では、どちらがいいでしょう?
プログラミング教育の目的の一つは
「プログラミング的思考を養う」ことにあります。
プログラミング的思考とは何か?というと、
「物事を論理的に、いくつかの選択肢を選びながら、順序立てて考え、行動に移す思考」のことです。
つまりは「結論に至るための行動を論理的に順序よく行うこと」です。
その場の思い付きであったり、とりあえず動いた、ということではなく、
こうしたいんだけどどうしていけばいいのか、を考えるってことですね。
なので、実際にやってみてイメージ通りにいかないこともよくあって、
何度も試行錯誤を繰り返しながら、最終イメージを達成することになります。
失敗は「プロセスが悪かった」ということになるので、
そのプロセスを変えることを考えるようになります。
思考の繰り返しと実験(行動)の繰り返しによって、
正しいプロセス、正しいアプローチを見つけることができます。
「どうしたらいいんだろう?」を考える。
プログラミング的思考とはつまるところそういうことです。
実社会でもこういうことはよくおきます。
いわゆる「問題解決への道を模索する」ってやつですね。
話を戻しますが、
①タイプのプログラミングは失敗が少ない分、模索的思考も少なくなります。
失敗が少ない分の楽しさもあります。
失敗はイヤ!という子はこちらがいいと思います。
②のタイプはプログラミングに失敗がつきものですが、その分模索的思考は深いです。
間違いを受け入れて、自ら見つけ、自ら修正します。忍耐が必要です。
失敗が多い分、出来上がった時の楽しさと嬉しさはひとしおです。
また改造の自由度と「なぜそうなるのか」の理論もあるので、
どこをどうすればいいのか自分で理解しながらできます。
失敗は当たり前でも頑張る!という子はこちらがいいと思います。
どちらも一長一短がありますので、
子どもの性格で選ぶといいと思います。
ちなみに…
本タミヤロボットスクール は②タイプです。
「syntax error」という子ども達を悩ませる文字が画面上を賑わせることも多いです笑
でも、そんな時こそ子ども達は頑張ります。
できね〜といって、投げ出す子はいません。
なぜでしょう?
それは「自分ができることを知っているから」であり、
「自分がミスしたことを受け入れているから」であり、
「正しいプロセスを進めば動くことを知っているから」です。
これまでの「実際に自分でやってみて、動かしてきたビクトリー体験」が子ども達にあるから、
「syntax error」が出てもひるむことはありません。
失敗やミスから逃げていないのですね。
これは大きな心の成長だと思います。
さらに…
本プログラミングコースは、プログラミングで動かすロボット「カムロボ」を自分で作ることから始めます。
その愛着たるや、半端ないって!です笑
与えられたものではなく、自らが生み出したもの。
なので、できなくって、「カムロボに八つ当たりする」子はいません。
ミスを人のせいにしない。自分の責任として受け入れる。
これも大きな心の成長だと思います。
本コースは、
プログラミングの基礎知識を得るだけでなく、
心と思考の教育の面でも成長が望めるコースです。
楽しいだけじゃなく、学ぶ意義もわかる。
ぜひ一度、体験してみてはいかがでしょうか?