2025.4.2 公開
2025年3月22日(土)、東京都・浅草の都立産業貿易センターにて、「メカニックコース選手権大会2025春」(通称:メカチャン)が開催されました。
本大会は、タミヤロボットスクールのメカニックコース受講生が、自ら製作・改造したロボットを用いて競い合う大イベントです。
今回の大会では、過去最多となる122人・61チームが参加し、選手の家族や応援者を含めると、会場には約350人が集まりました。
大会当日の朝、会場には全国各地からロボットを手にした多くの選手たちが集まりました。
参加者の熱気が伝わってきます。
受付を済ませると、ロボットの車検が行われました。
審判員がロボットが規定に適合しているかを細かくチェックし、合格した選手にはゼッケンが配布されました。ゼッケンを受け取り、誇らしげな表情を浮かべる選手たちの姿が印象的でした。
車検が終わると、試合開始までの時間を利用し、最後のメンテナンスを行う選手も。
中には、大会当日に大規模な改造・修理を施すチームもおり、「間に合うのか…?」と周囲もハラハラ。
今回も個性豊かなロボットが集まりました。
カリキュラムで扱う改造テキストや過去のコンテスト作品を参考にしたもの、戦術に特化したもの、デザインにこだわったもの…。
昨年秋に開催された「メカチャン交流戦 in タミヤフェア」に参戦したタミヤ開発者が製作したロボットの機構を再現した選手も登場。大人も驚く完成度の高さでした。
開会式では、選手全員がメインステージ前に集まり、運営スタッフが見守る中、大会実行委員長の安中 剛が挨拶。
「2019年から始まったこのイベントも今回で第8回目。初出場の教室も多数加わり史上最多の選手に集まっていただきました。本当にありがとうございます。頂点を目指すのがますます難しくなってきましたが、ぜひ精一杯戦い抜いてください!」
続いて、大会ルールの説明後、前回大会(メカチャン2024秋)の優勝チーム(水戸見和教室、水戸笠原教室)による選手宣誓。
「私たちは、日頃の授業の成果を存分に発揮し、教室の仲間たちの思いを胸に、最後まで戦い抜くことを誓います!」
元気いっぱいの宣誓に、大きな拍手が送られました。
いよいよ大会スタートです!
予選リーグは、基礎・応用クラス(9コート)とEXクラス(4コート)に分かれて行われました。
競技の基本ルールは、ロボットをリモコンで操作し、ペットボトルキャップを相手エリアに投げ入れて得点を競うもの。 試合時間は2分。 短時間の中で、各チームが巧みな操作と戦術を駆使し、白熱したバトルを展開しました。
大会がスタートすると、会場には緊張感が漂いました。
初出場の選手は、緊張した面持ちでスタートを待っていました。
中には、試合中にロボットが動かなくなるトラブルも。
しかし、選手たちは慌てることなく、素早く電池を入れ直すなどの対応を見せました。
ロボットの動きに合わせて、選手たちは素早くリモコンを操作します。
コードが自分とパートナーのロボットに絡まないように、リモコンを頭上に持ち上げながら操作するスタイルもよく見られました。
こういったテクニックも勝敗の鍵を握ります。
さまざまな戦略を持ったロボットが登場する中、こちらは大型ボディのチーム。
キャップを投げ入れる機構もあり、攻撃も防御も隙を与えないロボットです。
試合では、中央にそびえ立つシールドが相手チームの攻撃をうまく防いでいます。
しかし、相手チームも一瞬できた隙間を見逃さず、素早くキャップを投げ入れるなど、巧みな攻撃を繰り出していました。
試合に勝てばやはり嬉しいもの。
2人でつかんだ勝利は喜びも2倍です。
ハイタッチなどで喜びを分かち合うシーンが多く見られました。
予選リーグ終了後、システムによる集計が行われ、決勝トーナメント進出チームが発表されました。
決勝トーナメントは、予選を勝ち抜いた精鋭たちによる熾烈な戦い。
予選で敗退した選手たちも、同じ教室の仲間を応援し、会場はさらに熱気に包まれました。
いよいよ決勝戦です。
まずはEXクラスから。
宇都宮⑬ VS インターパーク⑥
宇都宮⑬チームは過去に優勝経験もある実力者たちです。
後輩の挑戦にも真剣に受けて立つ、といった頼もしい様子です。
県大会を頻繁に行っている両教室での対決。互いの戦術を知り尽くしているため、息を呑む攻防が続きました。
相手エリアまで届くアームを駆使し、中央台を制圧する作戦の宇都宮⑬チーム。
しかし、インターパーク⑥チームの素早い動きと分離式シールドがこれを阻みます。
試合は膠着状態に陥るも、最終的に7対2で宇都宮⑬チームが勝利!
続いて、この日最後の試合となる基礎・応用クラスの決勝戦です。
水戸西③ VS インターパーク②
茨城勢 vs 栃木勢の因縁の対決です。
水戸西③チームは、大きなシールドを活かした防御戦術。
しかし、インターパーク②チームは巧みにショベルを使いシールドを持ち上げ、突破を図ります。
残り30秒、水戸西③チームが高得点キャップを投げ入れ、15対2で勝利!
歓喜の瞬間、選手たちの目には涙が…。
表彰式では各選手に賞状とメダルが授与されました。
優 勝:宇都宮⑬チーム
準優勝:インターパーク⑥チーム
第三位:宇都宮⑨チーム、宇都宮⑫チーム
優 勝:水戸西③チーム
準優勝:インターパーク②チーム
第三位:水戸西②チーム、水戸見和・水戸西チーム
どの選手も本当によく頑張りました!
ロボット製作を通じて得た経験が、彼らの成長につながることでしょう。
大会の最後には、健闘を称える大きな拍手が会場に響き渡りました。
次回大会は2026年3月28日(土)!
また次回の熱戦を楽しみにしています!