2回目となる今回の授業内容は、前回作成した「ぷるぷる・テントウムシ」を用いて、テントウムシの仕組みの解説とテントウムシの上に相撲用のパーツを取り付けて相撲ロボットとして対戦をする、という内容です。
前半の仕組みの説明を通して理解したことを、後半の相撲対戦で生かすという流れになります。
また相撲ロボットの作成と対戦は、自分のアイディアを形にして実際に動かして結果を確認するという、試行錯誤のプロセスの1つになります。
ここでは勝敗ではなく「自分のアイディアを形にして試すこと」が大切なポイントです。
前半の仕組みの説明では、次の内容を解説しました。
・なぜ振動が生じるのか?
・なぜテントウムシの足の角度を変えると進む速さが変わるのか?
・なぜテントウムシは振動で前に進むのか?
おもりのついた紐を回転させて遠心力を実感してもらったり、しくみのクイズを織り交ぜながらの解説でしたが、既に「遠心力」という言葉や力の作用を知っているお子さんが多かったのが驚きでした!
相撲ロボットの制作では、みんな自分のアイディアをしっかり形にできていましたね。
教室には、ものを作って動かすのが楽しいお子さん集まっています。その中でコミュニケーションを取りつつ、自分達のアイディアを込めて作ったロボットで遊ぶのは、盛り上がりますね。
お子さんの「全員で一緒にやった対戦が一番楽しかった」というコメントが印象的でした。
対戦を経た上での改良までできれば良かったのですが、時間となったのでここまでとなり、ワークシートを書いて提出してもらって授業は終了です。
前回はテントウムシの作成で、今回はその解説と試行錯誤の回でした。
次回はアームクローラーロボットの作成となります。
*保護者の方は「ルクミーフォト」にて教室でのお子さまの写真をご覧になれます。
https://photo.lookmee.jp