「パンタグラフ」といえば、電車の屋根に付いている伸び縮みするひし形やくの字の装置のことを思い浮かべるでしょうか?
日常の生活ではあまりなじみがないかもしれませんが、もともとは図形を一定の比率で拡大縮小する製図用の器具として発明されたそうです。
今回はユニバーサルアームを使って簡易的なパンタグラフを実際につくってもらいました。
紙に簡単な記号を書いてもらい、パンタグラフの一点でなぞると確かに拡大して書くことができました。
パンタグラフをつなげると更に大きく書くことができる⁈
「マジックハンドだね!」
今回製作した「変形クローラー」ロボにもパンタグラフの機構が使われています。
そして、いよいよ完成した「変形クローラー」でレースゲーム!
並べた板の上で、変形クローラーを高くさせながらかゴールを目指そう!板の上でバランス倒れたらそこからもう一度!
勝つのはどっちだ!
ゴールテープを持つのはカムロボ。
後半は、早くも秋の競技会に向けて「大型ロボットの強化改造」のアイデアを考えてもらいました。『改造アイデアコンテスト』の作品やロボット工作の本などを参考にしながら、新たな改造の構想を練ってもらいました。
次回の改造アイデアコンテストも見据えながら、独創的なロボットが生み出されるのを期待します。