今回は先日開催のサイエンスワールドの舞台裏について書きたいと思います。
舞台裏といっても、物騒な話はありませんのでご安心を。
まずは準備のお話。
当教室では、コロナ禍が始まった当初から衛生管理を重視しておりました。
２０２０年初頭、マスク等の物資が非常に少ない中で製作したのが自動アルコールスプレー。
手持ちの材料と１００円ショップのスプレーボトルで作った野蛮な物体ですが、それでも自動でギャンギャン言いながらアルコールを吹き付けるところが面白かったらしく、子供達には好評でした。
ところが、手かざしを検知するセンサーに安物を使っていたので、４年も使い続けるとセンサーが故障してしまいました。
ちょうど前日に行政無線で市長が「コロナ拡大注意」を喚起されていたので、急遽メンテナンスをして復活させることに。
故障の原因は安物のセンサーだったので、これをカムロボでもおなじみのSHARP製の距離センサーに変更。
ただし、カムロボに使われているものより短距離の検知に特化した仕様を選んでいます。
突貫工事でセンサー用の取り付け台座もプラ板から作成しました。
今となっては、もっとスマートにアルコールを吹き付ける装置がたくさん出回っていますが、それでもこのメカに愛着があるので、今後も使い続けていきたいと思います。
続いて紫外線照射装置。
こちらは人体にはほぼ無害、細菌・ウイルスにはしっかり効くという222nm波長の紫外線を照射するすぐれもの。
これを教室から外して持っていきました。
というわけで、これらを駆使して衛生面に細心の注意を払って体験会を実施しております。
８月１０日9:00～、11:00～、8月24日9:00～、それぞれ残席４名様となっております。
お問い合わせはこちらまで。
