メカニックコースの子たちは個性豊かでとっても賑やか！この3か月でだいぶみんな仲良くなってきたようで、教え合ったり、会話も増えたし、コースづくりや走行ゲームではマシンも人も入り乱れるほど大賑わい！
マシン作りもだいぶ理解ができてきたようで、説明書をみて、見るだけでなく読んで、作って…が出来つつあります。失敗ももちろんします！結構致命的な失敗もあります。でも、何が原因かを、自分で、そして先生と一緒に探し出していくという流れができてきています。
だから、どこをどう直すか脳内イメージして、原因の箇所をバラシていきます。せっかく締めたネジを緩めて外すのはとても悔しいし、残念なはず。でも、前に進むためには必要なこと。この戻るということも、日常ではなかなか体験できないことではないでしょうか？我が家もそうですが、親がフォローしちゃってその場を何となく過ごして過ぎ去っていき、本人の苦痛をが少なく困難が遠ざかっていく・・・。そうして過ごしてしまうと、子どもが一人の状況で壁にあたった時の対応力、対応心に経験の差が出ます。
この子たちも、入校当時はすぐヘルプを求めてきたり、ヘルプしてもらって当然みたいなところも少しはありました。でも、今ではとりあえず自分でやってみる！それでだめならヘルプを求めるという流れです。先生も、多くは手出ししません。なので、こどもにとっては苦しい時間帯もあるはずです。でも、1回づつその困難を経験し、クリアーすることで心が強く育ってきています。
全員、アームクローラーロボをリモコンロボに改造をして、残りの時間はコースづくりと走行大会で大盛り上がり。来年はもっと遊びの時間（創造したり強調したり、競い合って勝って喜び、負けて悔しがる）を作ってあげたいなと思います。
もう時間ぎりっぎりまでロボを動かして、片付けとワークシートできれいに2018年が終了となりました。
2018年どうだった？って聞くと「とても楽しかった」という声が全員から聞くことができてとても嬉しかったです。
楽しいながらも、きちんと技術と知識が身につき、くじけにくい心も育ちつつあります。来年さらに飛躍するのか―と思うと最高の気分ですね。
お家でもアームクローラーロボを一杯走らせてみてね。
ということで、宇都宮教室の2018年の授業は終了です。
夏の体験会から今日までたくさんのお子さんや保護者の方に、本物のロボティクス体験をしていただきとても感謝しております。子どもの可能性はとてつもないなーと感じる日々の中、これからもっと多くの方たちと一緒の時間を過ごせると思おうととてもワクワクしてきます。
2019年も、どうぞよろしくお願いします。また、お会いしましょう！
