前回のプログラミング編に続き(前回はコチラ)、今回は1/19(土)・20(日)に開催されたメカニックコースの体験会レポートです。
宇都宮教室のメカニックコースは、ロボット工作体験と、ロボット操縦体験の2つを行います。
ロボット工作は作って終わりではなく、実際に走らせて、調整してまっすぐ走るようにして、ゲーム大会をします。その後、授業で使用する本格ロボットを使って、ロボコン大会のような競技会を実施します。
勝ち負けは自己記録への挑戦です。自分の記録更新目指してみんな必死に操縦して上達していきます。
早速体験会のスタートです。
今回は元気な男の子!さくさくっと組み立てていきます。この工作のネジは男の子でも、なんだか固いのです。何で固いのか?今回はその理由である、タッピングネジについて説明しました。その説明をすると、なるほど!って顔で仕組みを理解してくれました。
ドライバーで力をギューっと必要なネジの締め込みも、持ち方を教わってしっかりとしめることができました。gooood!
完成したぷるぷるネズミをまっすぐ走らせたら、いよいよロボット操縦体験です。
前進・後退・右回転・左回り・つかんで・離す。頭がこんがらがるようなリモコン操作ですが、事前説明と練習会ですぐにコツをつかむ子供たち。
今日は特別にお母さんにも体験していただきました。実際に操作すると子供の凄さが分かっていただけたかと思います。けど、今日のお母さんたちはとってもお上手!子供に引けを取らずに、なかなかいい勝負をしてましたね。
このロボットは人間で言えば、まだまだ幼稚園生みたいな感じです。これからさらに、改造を行い、自分の記録に勝つことはもちろん、相手に勝つことが求められます。相手に勝つにはどうするか?ここからが本当のロボットスクール的思考が出てきますね。ロボットが成人になるころ、全国のみんなとどのくらい戦えるか今から楽しみです。
そんな未来を見据えながら、これから一緒に学べればいいなと思っています。
以上で、体験会は終了になりますが、体験会の短い時間で感じ取ってほしいことは、お子さんと先生の関わり方です。子どもたちが出来ない箇所、失敗しやすい箇所は先生たちはすでに把握しています。だからと言って先回りして、ここはこうするといいよー的なアドバイスはしないようにしています。
なぜなら?子どもたちには失敗を通して「あっ!」っていう気づきを感じてほしいからなんです。制作工程を見ていると、「あー、そこやっぱりそうなっちゃうよね~」って思うこともしばしば。ネジをしめたり、パーツを組付けしたり、必死にやって完成したのに「?????」的な表情を見せる子どもたちは結構います。
そこで先生の出番です。「どうしたの?」「あれ?よく説明書見てみようか?」、子どもたちが自分で問題点を見つけられるように誘導します)。そこで「あっ!」っていう気づきです(ここのあっ!は、とても分かりやすいリアクションです)。せっかく付けたパーツを渋々取り外し、また付け直しです。これは、時間制限の中での体験会ではけっこうギリギリ勝負の選択なところでもあるのです。組み立てた後たくさん走らせたり、操縦したりしてほしいので時間を確保したいのですが、でも自分で気づいて直すことが、この後工程で、どれだけ子供たちの成長の助けになるか分かるので、先生たちみんな「ガンバレ―」って感じで心の中で応援しています。
そうすると、なんということでしょう。同じミスを繰り返す子がどんどん減っていきます。さっきやったからもうミスしない。つける前に再度確認する。付けた後も確認する。そういう行動に子どもたちは自然となるんですね。すごーい。
でも、先に答えを教えちゃった子は、次も同じような工程で同じようなミスが出たり、やっぱり答えを待っちゃう姿勢になってしまいますね。宇都宮教室では、体験会の2時間ですべての成功を求めたりしません。むしろ、いっぱい失敗して悔しい思いをして、「あっ!」ってなって、でも最後の最後には楽しかったーって言ってもらえるような、子どもに感動や興奮の時間を作り出していけるよう努力しています。
ぜひ一度、タミヤロボットスクール宇都宮教室の体験会にお越しください。お待ちいたしております。
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★体験会のご案内★
1月19日(土)・20(日) ※終了しました。
2月2日(土)・3日(日)・16日(土)・17日(日)
3月2日(土)・3日(日)・17日(日)
ぜひご参加ください。
おまちいたしております。