03月17日(日)は宇都宮教室・インターパーク教室の生徒が一同に集まり、栃木県県大会を行いました!
その時の熱いバトルの様子をレポートします★
とてもありがたいことに、生徒数が年々増えてきまして今回の県大会ではメカニックコース53人の生徒が県大会に参加してくれました!
宇都宮教室の生徒とインターパーク教室の生徒が一同に集まる機会というのが県大会と全国大会しかないので、
どんなロボットが戦いに来るのかみんなドキドキ…。
受付では、それぞれ授業曜日のクラスごとによってカラーハチマキを渡します。クラスで一致団結して気持ちを盛り上げていこー!
緊張の面持ちではちまきを受け取る子、何回も参加して慣れた感じで受け取って教室に入る子さまざまです。
そうしたらまずはハチマキに今日の目標を書いてもらいます。「1勝するぞ!」「優勝目指す」「楽しんでやる」「協力して戦う」などなどそれぞれが今日クリアすべきことを書き込んで頭に巻いていきます。
さっそく気合が入りますね!
時間になると大会の開会式から始まります。
クラスごとに一列に並んでもらい、ルール説明や禁止行為などを伝えます。
スポーツマンシップにのっとり煽り行為などは禁止です×
しっかり理解をしたうえで大会にのぞみましょう!
今回の県大会からはあおり行為を行ったら「イエローカード」、逆に場を盛り上げるような言葉を言ったら「グリーンカード」を配布するルールが加わりました。ついつい熱くなって言葉が強くなることは仕方ないことですが、言い方を変えてみんなが笑顔で前向きになる大会になるように気付きの意味を込めてイエローカード制にしてみました。
みんなグリーンカードをたくさん取ろうね!
開会式が終わると各自マシンチェックを行います。コートは交代制で練習時間に入ります。
リモコン操作やマシンチェックはこの時間を大切に使おう!
マシンチェックや練習時間が終わるとさっそくバトル開始です!!
呼ばれた生徒からコートに出てもらって2分間の熱いバトル。2人1組のチーム戦です。普段の授業時からどのように戦うといいかの話し合い・作戦は立ててきています。
でも、今日は初めて見るマシンがたくさんいるので、相手の状況を見て作戦を再度立て直します。試合前の短い時間でお互いが意見を出し合い、相手の意見を尊重しつつも戦い方をまとめなくてはなりません。
この辺は練習の甲斐もあり、どのチームもばっちりでしたね。
バトル前に作戦を練ってもらい、マシンの形や性能によっての役割分担はかかせません。
役割が重要で、お互いが「自分が自分が」「俺が、私が決める!」ばかりではうまく連携が取れません。チームで戦うことってどういうことか?
みんな分かってますね。
リーグは3つに分かれています。
1.3年目以降の発展クラスリーグ
2.1年目・2年目の基礎・応用クラスリーグ
3.今回初参加のノーマルマシンリーグ
です。
初参加の生徒のみんなには大会の緊張感を味わって、さらに先輩たちの熱い戦いの姿を目に焼き付けて次回以降の糧にしてもらいたいです。
1から2年目リーグの子は、経験の差こそあれ僅差の戦いが多いです。いかに授業時からトライ&エラーを繰り返しマシンを高めてきたかが問われます。
3年目以降のリーグには、例年全国大会でも上位進出の子たちが多数参加しています。優勝y、準優勝、3位経験のチームも多々参加しています。みんなの目標でもありますが、本人たちは県大会で優勝することの難しさを知っているので本当にまじめに真剣に熱くバトルしています。
ロボットの改造は様々。キャップをいかに多くとれるように考え作られたロボットやトリッキーな動きでキャップを運ぶロボット。
スピードの速いロボや、箱にためてためて一気にキャップを発射するロボット、
壁をしっかり作って跳ね返すガードが堅いロボットなど。各自本当に個性的な仕上がりになっています。
たたかっている生徒はもちろん、保護者の方の応援も熱いものがあります。
励ましの言葉や失敗も笑って次に背中を押すあたたかい姿など、本当に素晴らしい応援をいつもありがとうございます。
学年も性別も関係ない競技台の上のロボット同士のバトル!
意外な番狂わせが度々起こるのもロボット競技ならではだと思います。
対格差や身長差、学年などはほとんど関係ないですね。
いかにトライ&エラーを繰り返して
1.思いどうりに動くマシン
2.作戦・技術
3.あせらない心
を突き詰めてきたかにかかっています。
面白いアイデアで作られたロボットが一同に会すると目が追い付かないです!
審判の先生たちも子どもたちの真剣さに応えるべく、ひと時も目を離せないジャッジをしていきます。
練習の時から見てきた生徒たちが本番の大会で活躍する姿を目にするたび、「努力が実って良かったね」ばかりでなく「残念!」っていうこともしばしばあります。
「なんで?」「どうして?」「次はこうしよう!」と気持ちを切り替えてモチベーションに切り替えられるような声掛けや励ましをするようにしています。
今回から自分の出番でない時間も活用してほしくて、
他クラスのお友達が作ったロボット観察シートを配布しました!
空き時間に周りのロボットをよく観察して、気に入ったマシンの番号やどんなところがすごいかを書いてもらいました。
ここでも多種多様なロボットが挙げられていましたので、個性っておもしろいし大切にしたいなと感じました。
是非、次回のロボット作りの発想に活用されたらなと思います。
バトル形式はリーグ戦でまず戦ってもらいます。
Aグループ(赤コート)
Bグループ(青コート)
Cグループ(黄コート)
Dグループ(緑コート)
Eグループ(呼ばれたコート)
それぞれ自分の担当コートに出てきてもらってバトルをします。
一気に4コート、8チーム16人が移動して試合になります。集中していないと自分の番に気が付かず回りを待たせてしまうことにもなりかねないので、注意が必要ですね。
ピンクのハチマキは入って半年のロボット未改造(ノーマルロボット)での参戦の生徒達なので、
しっかり先輩たちのロボットや初めてのバトルの様子などを観察します。
次回は自分なりロボットを作ってもらうので、今から改造が楽しみだね★
ちゃんと線から出ないように応援したり、仲間やライバルの健闘を称えるなど、いいとこある子ばかりです!
試合中もコミュニケーションを忘れません。声がけがとにかく大切だよ!って言ってきたので、ちゃんと実践しているのを見ると嬉しいし、結果もきちんとついてくることで、子どもたち自身も気付きになって成長に繋がっていると思います。
どんどんバトルは進んでいき、
全リーグ戦バトルが終わると集計…
先程のリーグ戦結果をもとに今度はトーナメント戦に切り替わりとなります。
各グループ上位3位までがT-1トーナメントに進出。
4位以降でT-2トーナメント参加!
このバトルに勝ち進めばメダルも夢じゃない★
みんなの真剣な表情とバトルの様子に保護者の方もカメラを持って見守ります…
バトルに勝ち上がってくる子は経験年数はもちろんのこと
授業とは別に自主練習に来ている子やお家で最終調整した子など、
完成度がすごい。
とはいえしっかり調整してきた子でもなかなか結果が出ないなど波乱もあり。結果がまだまだわからない!!
バトル中、「まだ大丈夫。残り〇秒で入れて!」や「こっちに移動して!」
などお互い声掛けができていてこれぞチーム戦!
授業ではあまり声を掛け合っていなかったチームも
真剣勝負になると「そこのキャップとって!」など
ついバトルには熱くなるんですね。
バトルで同じチームの子と勝利をハイタッチで喜びあったりする様子も。
とってもいい笑顔~★
トーナメント戦もいよいよ終盤。
3位決定戦や決勝は中央のコートに集まって行われます。
みんなの視線を一身に集め、とっても熱いバトルを繰り広げてくれました!!
いよいよ結果発表ですね!!
全バトルが終了するとT-1、T-2リーグの表彰に移ります。
みんな本当にロボット作りから操縦練習までよく頑張りました!!
メダルをとれた子もとれなかった子も楽しかったなと思ってくれたら嬉しいです!
メダルが全てではないですが、目標としてメダルがありました。とれなかったら次取ろう!そのために「何をする?」「どうしたらいい?」ときちんと振り返りをして、ステップアップしていきましょう。
こういう経験を活かす取り組みができるのが、栃木県の宇都宮教室・インターパーク教室のよい伝統となっています。
保護者の皆さま、朝からありがとうございました。今日はたくさん褒めてあげてください。
次回の県大会は秋の9月頃を予定しておりますので、
また宇都宮教室で会いましょう~★