■11月5日(火)
メカニック2019.10月開講のメカニッククラスの11月は、キャタピラロボットを組み立てています。
前回のぷるぷるロボットを終え、道具の使い方、説明書の読みかたを覚え始めて、一通りの作業はほぼ自分たちで出来るようになりました。
この辺で子どもたちが、自ら考えて⇒作業をして⇒振り返るという時間を設けていきます。
まず授業の初めは各自の目標を考えましょう。今日何を頑張ってみたいか、何に挑戦してみたいか!を考えます。説明書を見て今日の制作流れを予習して、それから、自分の挑戦目標を考えてもらいました。
次に制作です。今後度々登場する「ギアボックス」の組み立ても始まりました。ギアを3枚4枚重ね合わせていきます。ギアも仕組みが分かるとかなり面白いですよね。ミニ四駆で慣れてる子もいますし、ロボティクス感満載です。
ギアボックス、電池ボックス、電気配線を組み上げていきます。形が見えてきました。
今日はホイールをつけて走らせてみよう!とします。ホイールだけの状態とキャタピラを付けた状態の違いを感じるのにも、よい経験です。
作り上げた未完のロボでも超嬉しそう!イッセーのでスタートです。
ただシンプルに前進するだけでも興奮と感動はMAXです。こういう一つ一つの小さな成功体験が心を育み、挑戦する楽しみを感じます。
挑戦して成功する楽しみを知ってしまったら…これからどんな困難にも前向きに取り組めることでしょう。なぜなら、困難をクリアすることが普通の感覚になるからです。何が原因か?どうしたらよいか?やってみよう!的なポジティブ思考が自ずと育つことがこのタミヤロボットスクールの特徴でもあります。
最後にワークシートで、今日の振り返りです。今日やったことを改めて整理しましょう。
今日は目標も自分で考えていますので、そこに対して何ができたか?何が足りなかったか?そのためにどうしたか?をひねり出して考えて紙に文字として記します。
そうしたら前に出て発表タイム!きちんと自分の言葉で今日の成果を声に出すことができました。
スゴイ順調!次はもっと楽しいよ!
■11月19日(火)
今日は前回の続き、キャタピラを作ってはめて走らせます。ただ走らせるだけでなく、キャタピラ性能を試して感じて理解していこう。
キャタピラづくりは、細かさと固さとの戦い!最初は???です。でも、慣れてくるとチョイチョイってできちゃうから不思議です。
習うより慣れろとは言いますが、スクールではまず習います。習ってから自分で経験を重ねて苦労して作り上げるので、よく覚えられます。この先いくつもの場面で同じような作業がありますが、経験の値すなわち失敗を乗り越えた数でできること、出来るようになったこと、迷った時にアイデアを出せることが増えていきます。失敗させたくないけど、失敗させて、気づかせて、克服させて、やる気に導くことが大切ですね。
出来あがったマシンで、まずは試運転。
机の上があっという間にでこぼこコースになりました。
どんな所でもグイグイ前に進もうとするキャタピラロボット。子どもたちも、驚きです。「えー、ここも行けるの」新しい発見でした。
そうしたら今度は大きなコースを作って走らせてみましょう。
教室内にある色んなものをパパっと組み合わせてコース完成。子どもってこういう体験好きですよね。教室では散らかしOK!やりたいように無限スペースでアイデアの限りを出し尽くし、さらにもっともっとって具合に進めます。家だと散らかし問題である程度狭い範囲に限られることも多いですが、こちらでは思ったことをカタチにすること大歓迎です。ただし、片付けタイムもありますから、ご心配なく。
小さなロボットが秘めたパワーに笑顔満面な子どもたち!
次はリモコンロボットに改造します。そうすると、自分のは知らせたいように制御することができますね。
次が楽しみです。