■11月6日(水)
鶴田教室のプログラミング10月生は、ロボットづくりの奮闘中です。全3回にわたってのロボットづくりで、ロボティクス体験を知らず知らずに感じ始めています。
ロボティクスは、ロボットの設計・製作・制御を行う「ロボット工学」を意味しますので、
・設計は>説明書を見て読んで頭の中で組み立てイメージをします。
・製作はまさに、組み立て作業ですね。どのパーツがどことリンクして組み合って動くのか?配線もそうです。
・制御は>この完成したロボットでおこなうプログラミング処理がまさにそれです。
この3つを難しい言葉抜きで実際に小学生の時期に触れて、感じて、見て、作って、動かしてができるのですから、タミヤロボットスクールは本物のロボティクス体験の場になりますね。
パーツを揃えて、組み合わせていく中で、「あれ?」ってなったら考えて、どうにもならない時はヘルプを出す。
自分の力で思いをカタチにする力をどんどんつけて行く時期です。
机の上の整理整頓のクセ付けもこの早い段階から口酸っぱく言い続けていきます。ナンできれいにするのがいいのか?の理由も子どもたちは分かっていますので、習慣化するまでじっくり付き合っていきます。
進度に差はあれども、今日やる内容を皆自力で達成できました。最初は難しそう、無理っぽい…みたいに感じていた子も、あれできるんじゃない?やったーできたーと、考え方も変わってきました。
さて次回でロボット制作も最後です。みんな揃って組み上げて、動作確認をしていこうね。
■11月20日(水)
さあ今日もつくるよ!机の上を準備して早速取り掛かりましょう。
でもその前に、前回の工程のおさらいと、今日の工程予習をしましょう。工程が頭に入っているのといないのとでは大違いですからね。
今日は完成に向けて、コンピューターへの配線など電気系統を進めます。コンピューターに線をつなげることをされたことがある方、どのくらいいますでしょうか?
今後ほとんどの製品がコンピューター化され、私たちは表面上便利に使っていきます。でもこの子たちはその便利を新しく生み出す側の希望と可能性に満ち溢れた卵なのです。
この小学生年代でロボティクスに触れている体験は大きな財産になるでしょうね。
完成したマシンはそれぞれが動作チェックを行います。
プログラム通りに各制御系が動くのか?右足、左足、右手、左手、目をチェックです。
たまにうまく動かない時は「あれ?なんで?」と考えましょう。原因が分かったらそこを調整すれば問題なし!
全員に問題点の共有をおこない、原因を考え合ったり、解決方法を見て学んだりします。
失敗が恥ずかしい、失敗が怖い、失敗は悪いことって思ってる子も少なからずいて、めっちゃ安全ルートで進もうとしています。それも個性ですし、むしろいいことなのかなとも思うのですが、そういう慎重な行動ができる子にはあえて冒険の道も試してもらいたいと思っています。
宇都宮教室で行っているロボットカーリングゲームなどは正にその例。みんなの前で走るカムロボが見当違いの場所で止まってしまうこともあります。でもみんな最終的には調整を繰り返していい位置でとめることができます。
そんな風に、考えて⇒作って⇒動かして⇒また考えての繰り返しで、何でも思い通りにできる力、考え方を一歩づつ進めていきましょう!
新しい生徒の会員カードの贈呈式も行いました。
新しい仲間が増えるのはとてもうれしいことです。みんな仲良く励んでいるいいクラスですね。