2023.03.01 Wed
CoDoMo塾 東砂教室

昔と違ってちょっと驚いたこと

Ichigojam BASICの学習が終わった次のステップとして、HTML+JavaScriptを教えています。実際、システムエンジニアとして、Webシステムに関わっていたのはかれこれ20年以上前なのですが、当時と今の常識の違いで驚いたので、書いてみました。

 

お題:<Script>タグをどこに埋め込むのか!

 

私は、<head>タグ内が当たり前だと思っていました。

しかし、現在の主流は、</body>の直前だそうです!?

まじか!!!これには、かなり驚いた。(この感覚は、誰にも伝わらなそう)

 

理由は、簡単でHTMLがどの順番に処理されるのか!という観点でした。

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■<head>タグ内に書いた場合の順番

  1. <head>タグ内を処理
  2. JavaScriptを処理
  3. <body>を処理

■</body>タグ内に書いた場合の順番

  1. <head>タグ内を処理
  2. <body>を処理
  3. JavaScriptを処理

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上記を見て分かる通り、先にJavaScriptを処理するのか<body>を処理するのかの差です。

何が変わるかというと、先にJavaScriptを処理する場合、JavaScriptの処理が終わらないと<body>処理に移れません。

そのため、JavaScriptの処理が多い場合は、中々画面が表示されず、ユーザを待たせてしまう事象が発生します。

 

逆に<body>を先に処理すれば、まず画面が表示されてからJavaScriptが処理されるので、ユーザを待たせてる感がかなり減少します。

プログラミングのルール上は、どちらも正しいのですが、ユーザの使い勝手を考える後者の方が良いですね。
今は、20年以上前と違いコンテンツの容量も圧倒的に増えているし、なるほど!と思わされた出来事でした。