土曜日午後の応用クラスのお話、の前に体験会の告知です。
2月29日(土)、15:30~17:30の日程で、2020年4月入校生のための体験会&説明会を行います。
機材の台数に限りがありますので、お早めのご予約をお勧めします。
そして、本題。
応用クラスも早いもので開始からまもなく半年。
LEDや明るさセンサ、サーボモーターにタクトスイッチ、マイクにトランジスタと、ここまででも様々な電子パーツを使ってきました。
ここでこれまでの復習も兼ねて、電子工作とプログラミングの知識を総動員してアイデアを形にしていこうというもの。
何もネタがなかったらどうしようという講師の心配をよそに、作りたいものがある程度ハッキリしていたようで、予想以上に作業が進んでいきます。
具体的に何ができるのかは次回までのお楽しみとなります。
それでは何ができるようになるのかわからないじゃないかという方のために、生徒のネタ詰まり対策として考えた中から、オリンピックにちなんだゲームをご紹介。
いたってシンプルな画面です。
教材セットに含まれている2個のタクトスイッチを交互に押して競技を進めていくという内容です。
今回作ったのは、100m走と同競歩。
2個のボタンを足の動きになぞらえて交互に押していくことで歩を進めていき、左右合計100回押し終わるまでの時間を競います。
同じじゃないか!とのツッコミが聞こえてきそうですが、走る方は2個のボタンが同時に押されるとペナルティ、歩く方は常に片側のボタンが押されていないと、すなわち両足が宙に浮いているとペナルティになるようにプログラムしています。
競歩ゲームは意外な難しさが中々の好評でした。
タミヤロボットスクールで使っているマイコンは、とてもシンプルで決して高性能なものではありません。
しかし、シンプルだからこそ電子回路がすぐに組めるし、単純だけれど奥深いゲームがササッと作れるのだと思います。
長くなってしまいましたが、マイコンの応用例ということで文字通り応用クラスっぽい内容をお届けしました。