みなさん、お家で元気に過ごしていますか?
家にいるのも飽きたという子は、過去のテキストに載っているプログラムを改造して遊んでみましょう。
今回は、応用クラスを受講している生徒さん向けに「かわくだり」ゲームの改造例を紹介します。
「かわくだり」は、タミヤロボットスクールはもとよりマイコンIchigoJamの入門用プログラムとしてよく使われます。
シンプルでも奥深いゲームプログラムで、改造の余地がたくさん残されているプログラムだと思います。
今回はこのプログラムを応用クラスの教材を使って、もっと楽しくしてみたいと思います。
しかも外出自粛で体がなまっている今にはピッタリの改造と勝手に思っています。
【材料】
マイコンIchigoJam本体(カムロボに載せ放しでもokです)
加速度センサーモジュール
モニター
キーボード
マイコン用の電源
【作り方】
加速度センサーモジュールをブレッドボードに取り付けます。
まず、IchigoJamのVCCと加速度センサーモジュールの1・2番ピンをジャンパワイヤでつなぎます。
同様にIchigoJamのGNDと加速度センサーモジュールの3・5番、同じくBTNと6番、IN2と7番もつなぎます。
次に下記のプログラムを入力します。
5 ‘new! kawa-kudari
10 CLS:P=0:R=0:S=0:W=0:X=16
20 FOR I=1 TO 10
30 P=P+ANA(0)
40 R=R+ANA(2)
50 WAIT 5
60 NEXT
70 R=R/10:P=P/10
80 LC X,5:?”O”
90 LC RND(32),23:?”*”
100 W=(ANA(0)+10>P)-(ANA(0)-10
R K=28
130 IF ANA(2)+100)
160 IF SCR(X,5) ?S:END
170 GOTO 80
【遊び方】
加速度センサーの付いたブレッドボードを両手で持って、水平を保ちます。
上記のプログラムを実行します。
1秒ほど待つと「かわくだり」のゲームが始まります。
加速度センサーのついたブレッドボードを左右に傾けて自分のキャラクターを操作します。
加速度センサーを前後に傾けるとスピードが変わります。
【注意】
加速度センサーを急に傾けすぎすぎないようにしてください。キャラクターが画面の端に行ったまま動かせなくなる現象が確認されています。