2022.06.25 Sat
富士宮教室

[エクストラクラス]スパイになりきり作戦

昨年度、今年の前半期と生徒募集をほとんどしてこなかった当教室ですが、元から来てくれていた生徒は基礎クラス、応用クラス、そしてエクストラクラスを2年と着実に成長してきました。
本日のブログは、そんな成長のひとコマを紹介したいと思います。

6月のテーマは「文字コードを極める」でした。基礎クラスで少し触れる内容ですが、そこはエクストラクラスのことですから、単に文字には文字コードがあるんですよでは終わりません。
文字列変数の扱い方、文字列変数の長さの調べ方、マイコンのメモリへの格納のされ方などを説明しました。

これまでの電子工作の知識、マイコン同士の通信などの知識も動員しての総仕上げとして2台のマイコンの間で暗号通信をするプログラムを作りました。

まずは外観から。
通信ケーブルは2mのものを作りました。

暗号通信システム全景

暗号通信システム全景

こちらは暗号を送信する画面です。

暗号入力画面

まず暗号化させる文を入力します。

すると、文書が暗号化された文字コードを配列変数として相手のマイコンに送信されます。
送信時に複合に使う暗号ひと文字を相手側に伝えます。

送信側画面

暗号通信システム送信側

こちらが受信側。

暗号文受信側画面

暗号化した文書を配列変数として受信します。


受信した暗号文をデコードします。
受信した配列変数を復号させるプログラムを起動し、聞き取った暗号を入力し、暗号文をもとに戻します。

スパイアニメが人気ということで、文字列を数値化したり別のマイコンに転送したりで文字コードを遊び尽くすプログラムを企画してみました。