2024.11.18 Mon
富士宮教室

はじめてのメカチャン~交流戦~

11月16・17日の両日はタミヤフェアでした。
昨年まではプログラミング体験コーナーでお手伝いとして参加しておりましたが、今年度からメカニックコースの交流戦が開催されるとのことで、メカニックコースの生徒と共に参加してきました。
実は、当教室はメカニックコースの大会(「メカチャン」といいます)には初参加で、そのうえいずれの生徒も期中からの参加で自分のロボットが完成していなかったので、大急ぎで2台のロボットを仕立てて交流戦に臨みました。
2024メカチャン交流戦参加マシン
それが、こちらの2台のロボットになります。
これを手本(?)に、今後半年ほどで当教室の生徒がどんな工夫や機構を盛り込んでくれるのか楽しみです。

にわか仕立てのロボットですが、操作に慣れていなくてもちゃんと走れるように、1カ所だけ講師オリジナルの工夫を。

動画をよく見ると、前輪が空転しているのが分かるかと思います。
こちらの動画は、バケット操作時にバケットを下げすぎて前輪が浮いてしまって走行不能になる例です。
モーターのクランク軸にバケットのアームを直結させると、クイックな操作ができて良いのですが、動画のようにバケット下げ時に動輪を浮かせてしまい、空転してしまうのです。
ロボットの操作に熱中した際にこの現象が起こりがちですね。
これを解消すべく改良したのが下の動画です。

ギヤボックスを固定するネジにバネを差し込んで接着しました。
これでバケットを最大限に下げても、バケットのアームがバネを押して前輪を接地させるので、空転が起こらなくなります。
バネはプログラミングコースのカムロボの組み立てで余るバネを使っています。
他教室との試合に初挑戦するので、熱中するあまりに起こってしまいがちな操作ミスを少しでもなくそうということで工夫してみました。

次回のメカチャンでは、生徒たち自身が創意と工夫を凝らした「マイ・マシン」で試合に臨むことと思います。
そのためのヒントの一つにでもなれば良いと思います。