2019.05.02 Thu
富士宮教室

時代をまたぐ工作

皆さん、平成から令和への10連休はいかがお過ごしですか?
気づけば、前回の更新からすっかり時間が経ってしまい、平成最後の授業のブログが時代をまたいでしまいました。

さて、当教室ではゴールデンウィーク直前に授業を行いました。
まずは、メカニックコース。
前回のつづきで「ぷるぷるテントウムシ」を完成させ、さらに作ったテントウムシで相撲をとるべく改造(ドレスアップとも言います?)。

過去の作例なども見せながら「相撲で勝てる」ものを目指しつつも、自由に、楽しく作ろうねと呼びかけましたら、二人とも思い思いに好きなキャラクターを工作用紙に描いていました。

学年によって、色々と試みが見られるのも面白いところ。
6年生にとっては、「ぷるぷるテントウムシ」は工作としては物足りないかなと思っていましたが、6年生は色々考えています。
それが絵にも仕上がりにも現れていました。

生徒が2人しかいませんので、私も見本として作成したテントウムシで参戦。

で、総当たりで対戦をした結果、6年生のT君が優勝。
そして、ここでUNIT1が完了。
ニッパーの使い方、ドライバーの使い方、組み立て図の見方、部品の探し方、簡単な工作ですが、ここに基本が詰まっています。
UNIT2の予告をしてメカニックコース平成最後の授業は終了。

 

つづいて、4月入校生のプログラミングコース。
今回から3回にわたって、これから相棒となるカムロボの組み立てです。

そして、今回から新しい仲間が加わってくれました。
改めての自己紹介をしてもらって、気分も新たにカムロボの製作に取りかかり始めました。

3人とも、おおむね順調。
とはいえ、初回はギヤボックスというカムロボ作り最大の山場がありますから、時間を超えてもキリの良いところまでと頑張る子も。

この3体のカムロボは、時代をまたいで組み立てが続きますが、早い子は次回で本体の完成が視野に入ってきました。
遅れ気味の子も大丈夫。
組み立てはあと2回、3時間あります。

午後は、10月入校生のプログラミングコース。
スペシャルユニット第2回は「お助けロボを作ろう」がテーマ。
割り箸、針金、ホッチキス、両面テープなどなど、素材を並べて思い思いにモップの固定方法を検討していきます。

そして、お部屋の掃除をするためのプログラムを組んでお掃除開始・・・
といきたいところでしたが、用意しておいた部屋を模した段プラの箱がセンサーに反応してくれないとか、距離センサーが正しく動作していないなどのトラブルが・・・
段プラの箱は組み方を変えて対処し、距離センサーが正しく動作していない個体は、授業終了後にお預かりして調査しましたところ、距離センサーの誤動作の原因はどうやら電圧降下ではないかとの推定に至りました。
調査結果は、取り急ぎお父様にメールでご報告。

このほどモーター制御基板がリニューアルされたのですが、新しい基板は電源回路が強化され、使用する電池の本数は増えたものの電圧降下に強く、コンピュータやセンサーの誤動作を起こしにくくなっています。
前回は全員が揃わなかったため、この授業の後にモーター制御基板をリニューアル後の仕様に交換するつもりだったのが裏目に出てしまいました。
基板は各々自分で交換してもらう予定でしたが、そんな経緯で預かって交換しました。
せっかくなので、配線の取り回しなどひと工夫。
次回に頭のカバーを開けて、びっくりしてくれると良いなと思っています。
キレイな配線の取り回しも勉強のひとつ。
どのように配線をまとめたのかは、次回のお楽しみとします。