【水曜1・3週目 応用クラス】しゃくとりむしロボットの製作2回目になります。
前回の授業で、完成までほとんど進めてしまったので、本日は完成させたら実際に動かしてゲームをやってもらいます!
・・・しかし、みんなロボットができあがり、もう少しで完成というところで、1人の子のマシンが全く動きませんでした。
なんでだろう?と悩んでいるとすでに完成していた子が「どれどれ?!」と駆け寄ってくれました。
色々なパーツを見ながら、「ここじゃない、こっちかな〜?」と探っていき、ついに問題点を見つけました。
動かなかったのは、モーターを組み込むときの「ギアの種類が違がった事」が原因でした。
このしゃくとり虫に使うギアは、各パーツが小さく細かいので、パーツの違いに気が付きにくのです。
(先生も気が付けなかったので、とてもファインプレーです。ありがとう☆)
作る⇒動かす⇒動かない!となったら、なんでかな?原因は何かな?どうすればいいかな?と考え、調整して、また動かしてみるの繰り返しがどんどんできるようになってきた証です。先生嬉し―!
そんなこともありつつ、無事みんなのロボットが完成したら、ゲームをおこなうコースも自分たちで作ってもらいます。
過去にも何度か協力してコースを製作していたので、各自声をかけ合い協力するのは得意ですね。
みんなと一緒に作る楽しさを何度も経験できます。
コの字型の大きなコースを組み立ててくれました。
すごく遊びがいのある大胆なコースです☆
吊り橋状にしたこの部分。
しゃくとり虫ロボットが吊り橋を2台、3台と渡ると重さで吊り橋が沈み、急なのぼり坂になって進めなくなってしまうので、橋の下に風船を入れて深く沈まないように工夫しました。
ワンウェイクラッチのおかげで、坂を逆走しない・転がっていかないということにも気付く事ができました。
こういううまくいかなかったことが逆に気づきとなってくれるのは、テキストには掲載されていないことなので、体験した子だけが恩恵を受けられるご褒美ですね。
できればこういう経験をたくさんたくさん積んで、そういう時はこうすれば… とか、あ、それはこおうすればできるよ!などと、トラブル解決に強い人になってもらえると嬉しいです。
安心・安全に失敗ができる場がタミヤロボットスクールの教室内にはあります。
橋の幅をタイヤが収まるギリギリサイズにしたり、、
ゴールに辿り着くまで、手で補助できるのは3回までとルールを決めたり、、
横一列に並べてレースにしたり、、
しゃくとりむしロボットがゴールに辿り着くまで、みんな見守りながら集中して遊んでいました。
自分たちで作ったコースで、無事ゴールする事ができて良かった★☆
このギリギリクリアできるコースづくり、塩梅というのも磨けば磨くほど光るセンスですから、やってみてもうちょっとこうできるかも?っていう繰り返しで進めていきます。
来週からは、しゃくとり虫でも取り付けた「ワンウェイクラッチ」を使用し、新しいランチャーメカを作っていきます。
子どもたちも「ランチャー」というワードを聞いて楽しみなようです。
「ランチャー」って何でしょう?