2023.06.14 Wed
インターパーク教室

【インターパーク教室】毎年恒例!アイデア爆発‼大熱戦のぷるぷる相撲バトル大会!最強なマシンが今年も誕生しました。

インターパーク教室の4月スタートメカニックコース!土曜日の午後に元気にオープンしました!

この手に持ってるのはなんだ???

これは実は、ロボットなのです。

メカニックコース初めの製作は、下にチロッと見えているテントウムシロボット!

このテントウムシロボットがすごいんです。針金足三本だけですが、面白いように動きます。

そして、今回はこのぷるぷるテントウムシロボットを改造して、ロボットバトル大会を行います。

毎年行っているこのロボットバトル。盛り上がりがすごくて、この大会をきっかけにみんな仲良くなれる不思議な大会なのです。

ルールは、相手のロボットを土俵の外に押し出したり、ひっくり返せば勝ち!というシンプルなもの。

じゃぁ、どうやって勝とうか?を考えて、イメージを膨らませます。

材料は色々用意しました。

何をどれだけ使ってもOKです。思いっきり改造してバトルしよう!

はじめはこんな感じです。

こちらはいい感じにスプーンを多用してますね。どんなイメージなのか?どうやって相手に勝つのか?

都度子どもたちに聞いていきます。

アウトプットするってことが大切になります。口に出すことで「あっ!」って気がついたり、悩んでいたことに答えが見えたり、「やっぱりこうしよう」って調整したりします。

ここで先生たちが大切にしていることは、決して否定しないこと!です。

そうじゃない方がいいのになぁ、、、って思っても子どものアイデア実現の邪魔は決してしません。

子どもたちは自分の出来る限りのことをやって、戦いにのぞんで、どんな結果も受け止めます。

思ったよりうまくいかなかった。なんて、最高のご褒美になります。

じゃぁどうしようか?こうすればもっとうまくいきそう!

アイデアがどんどん湧いてきます。

このスポンジガードマシンはなかなか強そうですね。

このマシンと対峙した時、どうやって勝とうか?どうやったら相手を外に押し出せるか?思いを巡らせます。

土俵についてしまっては出来ることが限られてきます。置く場所を斜めにしてみたり、後ろの方から勢いをつけて体当たりさせたり。

でも、この大会のいいところは、何度も改造を繰り返せることなのです。

一度対戦して負けたとしても、それはただの動作確認!みたいなもの。

どうすればもっと良くなるかを考える機会なのです。

だから子どもたちは、今度はこうしよう!と言ってすぐにマシンの改造や調整をはじめます。

やれば強くなりそうな気がしてなりません。

この時にも、どういうところをかいぞうするの?って聞いて回ります。

明快な答えを見つけられた子、まだ分からない子、それぞれです。でも確実に言えることは、1回目より2回目進歩させたいという、前向きな思いを持っているということです。

先ほどの生徒さん。こんどは大きな武器を取り付けることを思いついたようです。

自分の想像の殻を破り始めた瞬間です。普段の生活の中で、こんなに割りばしや紙コップを自由に使っていいよなんて機会はありませんからね。教室の中ならアイデアを爆発させてOK!

調整が終われば2回目の試合です。1回目対戦した相手のいいところを取り入れたり、自分のマシンのいいところをさらに伸ばしたり、弱かったところを直したり、改造の仕方は色々です。

2回目の対戦のあとは、3回目の調整タイム!まだまだ強く改造していきます。

教室の行動目標である 「つくる」⇒「動かす」⇒「考える」の繰り返しですね。

この行動目標を楽しいものに思えるようにするのがこの相撲バトルだと思っています。だから、やればやるほど強くなるし、1度の負けなんて気にすることないし、改造(調整)するのは楽しいことって覚えてもらうには最高な時間です。

もう、マシンがデカくなりすぎて土俵におさまらなくなってしまいました。

他の子のマシンを見て、子どもたちなりに「あーだ、こーだ」言って盛り上がります。この経験もGOOD!

勝つことを目標に改造に真剣に取り組んでもらうために、結果表もオープンにしています。さっき負けちゃったけど今度は勝てた!や、さっき勝ったのに今度は負けてしまった↓など、それぞの悲喜こもごもがあります。

最後は先生の作った改造ロボットと対戦です。先生も本気で勝ちに行っちゃいます。

対先生となるとみんなの目つきが一気に変わります!この瞬間が毎回かわいいですね。

この日のことは何年経ってもみんな忘れないらしく、今では3年目4年目5年目になった子も、あの時は○○だったみたいな話をよく聞きます。

勝つことがすべてでなく、試行錯誤をして自分で気付きを得ること!与えられた条件の中で思いっきり楽しむこと!みんなのアイデアをリスペクトすること!をこれからも続けていきます。