■11月2日(土)
10月にOPENしたばかりの宇都宮市インターパーク教室では、ロボットの組み立て作業を順調に進めています。
タミヤロボットスクールというだけあって、子どもたちには「ロボット」のあれこれを、色々体験して、学んで、失敗しながら、感じて、使いこなしてほしいと願っています。
スクールでは、自分専用のロボットをゼロから全部組み立てて作るところから始まります。説明をよく聞いて、説明書を見て、作る順番をイメージして、作っていきます。
難しそうなところは先生がお手本を見せて進めます。
でも、先生が手出しして組み立てたりは極力しません。難しくても何とか自力で頑張って成功してほしいからです。
そうしてパーツを切って組み合わせて、ネジを回してくっつけていきます。
力が必要なところもあります。ギューッと押し込んで組み立てあがった喜びはひとしお!手にパーツの後がくっきりとついても笑顔!自分の力で1個1個作り上げ、成功していく体験はとても貴重な時間です。
時間がないから、無理そうだからという大人の理由でさっと手出しして助けちゃうことは極力しないで、「がんばれ~、できるできる」って具合に見守ります。
2回目の難関のキャタピラづくりでは、地味に固くて小さくてはめ込みにくいパーツをつなげて輪っかを作り上げます。
困難な作業にも勇敢に立ち向かっていこうという気概を感じました!限界まで挑戦しようとする子どもたち!
どんどんと形になっていくカムロボにテンションが上がっていきます!この部分は腕だ、これは足、これは電池、これはコンピューターという風に、自然とロボットの構造が分かっていきます。
今日はここまでです。もうすぐゴールが見えてきました!
今後のプログラミングの理解を深めるためにも、この時間・体験は一生に一度きりかもしれないかけがえのないものです。
■11月16日(土)
11月2回目の授業の今日は、カムロボ完成の日です。前回、前々回と2回組み立てを進め、今日最後の日を迎えました。今日は、組み立て完成をしたら、足、腕、目がきちんと動くかの動作検証もあります。
机の上に作業スペースを作って、さっそく組み立て開始です。
今日は電気系統の組み立てがメインです。電池ボックス、電源コード、コンピューター、サーボモーターなど、1本づつ線を見つけながら何所にどうつなぐかを確認して差し込んでいきます。
この組み立ては普段の生活では行うことのない作業です。世の中に色んなコンピューター製品が増えてきていますが、便利な表面だけでなく、こうした裏側を見て、さわって、体験できるのは、ロボティクス(※ロボットの設計・製作・制御を行う「ロボット工学」)入門としては最適じゃないでしょうか?
完成したら動作確認をして、みんな大成功!
自分がゼロから作った自分専用のロボットと一緒に、これからプログラミングを学んでいきましょう!