一気にレポートさせていただきます。
ロボットプログラミングコースに入会したらはじめに「ロボット」の組み立てを行います。
なぜか?ここタミヤロボットスクールでは、ロボットはただ動かすだけでなく、自ら作って、調整して、改造して、修理までしながら、まるでロボットを自分の化身のように面倒を見てあげながら、一緒に進化成長するパートナーだからです。
早速作っていきましょう。まずは箱を開けて中身の確認および『準備』です。
準備と整理整頓をしっかりしながら進めていこうねと約束です。
箱の中にはパーツがたくさん。こんなにくみたてられるのか??ちょっと不安になったり、ワクワク楽しみになったり、ここからスタートです。
机の上には、紙皿、丸皿、ニッパー、ドライバー、説明書と箱に入ったパーツが並びます。
これをいつもキレイにキープしながら、やっていこうね。
組み立ては講師がしっかりサポート!
ゼロから分かりやすく子どもたち自身が自分で作れるようにアドバイスするよう心がけています。
みてるだけと思わないでくださいね。見守っています。すぐに手出し口出ししないで、子どもたちが試行錯誤しながら自分で突破口を探してチャレンジできるような環境づくりを大切にしています。
パーツは、どれを使うか探して、ニッパーで正しく切って、グリスが必要なところは塗って、と工程が細かいです。
どれがどこに使われて、どういう風に組み合わさって動くのか?自分で作るから分かること、知れることがたくさんあります。
丁寧に、でも時間も気にして進めます。
時間を気にするっていうのは子どもにとっては難しいことでもあります。
タミヤロボットスクールでは、どのくらいかかりそうかな?って時間予想してもらって、実際に作った後にどのくらいかかったかを振り返ることも行います。時間の読み、途中修正などなどしながら、きちんと時間内に終わらせる工夫や考え方も鍛えましょう。
ドライバーでのネジ締めもとても上手です。
ドライバーの向き、大きさ、頭をフル回転して組み立てていきます。
立体(3D)に物事をとらえて、右に左に上に下にくるくる向きを変えながら作業するのは脳に良い刺激を与えますね。
少しづつカタチになっていくロボット。
このロボットは、右足左足になるキャタピラを動かすモーター2つがつきます。
ここで左右二つが独立しているっていうのが肝心!作りながら構造を理解していきます。のちのちとても大切なことになります。
今度は腕の部分。右手左手を別のカタチのモーターでつなぎます。
ここまでで、右足、左足、右手、左手の4つがつきました。
このページの写真を見てお気づきかとおもいますが、目がとても真剣です。熱中していると言い換えることもできますね。
いつも時間があっという間に過ぎていきます。子どもたちも1コマ90分間集中してのぞんでいます。
説明書を自分で読んで、必要なパーツを紙皿に並べて、組み立てていく。
何が必要、どんな順番で作るといいかと考えるくせをつけていきます。論理的思考法への一歩です。
段々形が見えてきました。
ここから先はお楽しみ。実際に教室で完成ロボットを見て触ってください。
でき上ったロボットはさっそく動作チェックです。
タミヤロボットスクールでは、つくる⇒動かす(動作テスト)⇒考えるを繰り返します。
上手く動かなくても問題なし!どこが原因かな?どうすればいいかな?を自ら考えて、リカバーしていける力(考える)を養います。
失敗は成功のもと!
でも、直すのはちょっと面倒だから子どもたちはおのずとチェックする力が付いてきます。ノーミスの裏には、途中工程での細かいチェックがあるからこそ!
さあ、ロボットプログラミングの世界はここからスタートです。
3か月後、半年後、1年後にはできることがたくさん増えて、今後のIT社会の一員として大きな成長を遂げていることでしょう。
がんばれ未来のエンジニア!