タミヤロボットスクールの一大イベント、「メカニックグランプリ栃木県大会2023春」が、宇都宮教室を会場に生徒40名、応援80名の計120名が大集合して盛大に開催されました。
宇都宮教室とインターパーク教室の2教室の生徒全員が参加しての大会です。普段のクラス以外のみんなと会って、戦うことができる年に2回の大会です。
今回も準備に気合が入っています!生徒たちはロボットの調整、作戦、体調コンディション含めて仕上げてきました。
先生たちも、子どもたちが全力を出せるように会場準備はもちろん、この日に至るまでの普段の授業時から大会にピークを持ってこられるような声掛けなどで盛り上げました。
保護者の方も、お子さんが力を出し切れるような声掛け「褒める」を基本に、ご協力いただきました。
教室前には受付待ちの長蛇の列が!晴天でよかった。毎度のことですが、朝早くからご参加いただきありがとうございます。
受け付けをして、席に座ります。
開会式です。生徒の頭にはカラフルなはちまき!クラスごとに色分けをしたハチマキに、今日の目標を生徒自身がおでこ部分にかいてあります。「優勝するぞ!」という子もいれば、「楽しむ」と書く子、「最後まであきらめない」など前向きな思いが輝いて見えます。
開会式の後は、予選リーグです。今回は生徒たちの試合数を増やしたいという思いで、前回までのトーナメントのみの進め方を変更し、予選リーグ⇒決勝トーナメントとしました。
改造ロボットクラスとノーマルロボットクラスに分けてあります。
改造クラスの子たちは試合はなれたもの。勝つためにどうすればいいか?生徒自身が考え行動して今日を迎えています。
2人1組でのチーム戦ですので、チームワークが勝敗のカギを握ります。
この日を迎えるまで授業でも何度も練習してきました。
普段1クラス5人前後で練習していますが、大会になると宇都宮教室・インターパーク教室の全クラスの子と顔を合わせ、戦います。はじめましての子もいるので、自分たちは勝てるのか?相手はどんな戦い方をしてくるのか?
不安や緊張でいっぱいになります。
予選リーグは4試合を行います。1試合ごとに改善を繰り返していきます。
途中でロボットが不調になってしまう子もいますが、みんな何とか復帰させようと調整を素早く行っていきます。この辺のリカバリー力も回数を重ねるごとに強くなっていきます。
なので、失敗はできるうちにどんどん経験した方がいいと思います。その都度リカバリーをしっかり行うことで、経験値がどんどん高くなり、多少のトラブルでは動じない強いメンタルが育ちます。
いろんな形のロボット同士がベストを尽くして戦っています。ギリギリの勝負で1点差で勝った負けたなんてこともたくさんあります。その1点をどうすればいいのか?試合から学ぶことは多いです。
予選が終わり、T-1トーナメント、T-2トーナメントに各チームが振り分かれました。
ノーマルマシンと改造マシンの戦いも始まりました。ノーマルマシンでも作戦や技術、あせらない心を発揮することで、改造マシンに勝てることを今回強く証明してくれました。
改造だから強い、そのためには何が必要か?もっと深く追求していきたいと思います。
2人1組での戦いなので、それぞれのチームの作戦も色々です。
防御型マシンと攻撃型マシンを組み合わせていたり、攻撃タイプ2台でガンガン攻めたり、または防御力の高い作戦で相手の得点を0におさえる戦い方を選択したり、「えー?どうして?」みたいな意外な戦い方は、大人脳ではもう出てこないものです。
保護者の方も、クラスのチームメイトもコートに近づいて真剣に観戦しています。完全にスポーツですね。
この見ることで、いいアイデアを見つけたり、仲間にアドバイスしたり、プラスのエネルギーがスゴイ!
試合前の作戦隊タイムでは、相手に悟られないようにコート下で戦い方の最終確認を念入りに行っています。
話し合ってお互いの意見を尊重しあって、ベストな戦い方を選択して試合に臨む。
本当にいい光景です。
3つのコートで試合を行っていきました。どのチームもあきらめない姿勢がかっこよかったです。
保護者の方にお願いした、子どもたちへの口出しや手出し、注意をしないで、「褒める」「励ます」の声がけの徹底のご協力のおかげもあり、みんないい顔して戦いにのぞんでいました。
今回は、生徒保護者合わせて120名くらいが集まった大会になりました。運営側の不慣れなこともありご迷惑をたくさんおかけしました。それでも最後までご参加いただきありがとうございました。
何で勝てたか?何で負けたか?試合ごとにフィードバックしあっていました。
好きなこと、得意なこと、楽しいこと、夢中になれることが早くから見つかって良かったね。
みんなの上昇パワーを先生たちも100%受け止めて、もっともっと濃い内容にできるように頑張っていきます。
審判も必死です。生徒がフェアに戦って悔いなく終えることができるように、しっかりと見守っています。
年齢も性別も関係ない!小1~中学生までが本気でぶつかり合える素晴らしい試合がたくさんありました。
試合の前後の待機時間には、大会本部に来て声がけをしてくれる生徒さんや保護者の方がたくさんいて、そこにはほっこりとした時間が流れ、参加している喜びや、お子さんの成長を見守る優しい目、その短い待機時間の間にももっとよくするにはどうしたらいいか?考え続け実行しようとするひたむきさがありました。
T-2トーナメントリーグの決勝はノーマルマシン同士なのも驚きですが、ハチマキの色が同じということは、、、同じクラスの生徒同士の戦いとなりました。
トーナメント表です。
各リーグの入賞者です。
最後に記念撮影をして解散となりました。
終了後はいつものみんなの雰囲気にもどって、和気あいあいで仲良し。早速次に向かっての会話も見られました。
2週間後は東京で行われる全国大会です。今日の戦いであれば全国でもきっと輝けるはず!楽しんで頑張ろう!