宇都宮教室メカニック木曜日クラスは、2019年4月開講です。火曜クラスと同じスタートですので、兄弟クラス、はたまたライバル?的な感じかなーと思っています。木曜クラスの良さは、6年生5年生コンビが、3年生1年生コンビを優しく強く引っ張ってくれて、明るいムードを作ってくれること。1年生3年生もぷるぷる相撲での大活躍や、組み立てのスピードなど引けを取らない姿勢で切磋琢磨しています。
アームクローラーロボットづくりがスタートするということで、木曜クラスも実際に世の中で働くアームクローラーチックなロボットを動画で見てみました。スピードはもちろん、走破性などもさすがですね。月を走るイメージや、火災現場での放水シーンなど子ども達の目はキラキラしていたのが印象的でした。
というわけで、みんなも将来こういう世の中に役立ったり、誰かを助けたり、画期的な動きをしたりというロボット開発や組み立ての道に向かって今日から一生懸命やっていこうね。
はいそれでは、今日も机の上の整理整頓からスタートです。まず説明書をざっと全部流して見てみましょう。全体の流れを頭に入れようね。全部作りたーい。という声が多数あがります!
このロボットは、ロボづくりの基本的な要素が全て詰まってますからね、全部経験ですから失敗を恐れずにGOGOGO!
火曜クラスでも述べましたが、難解パズルのようなギアボックスづくりからスタートですね。説明書が分かりやすくリライトされていますが、平面図を立体図にイメージして、異なるギアを組み合わせ、「イモネジ」っていうかわいいパーツを、これまた初めて見るようなほっそーいドライバーで回します。「ハトメ」という金色のキャップみたいのもたくさん出てきて、ワンダーランド状態です。
正直言って大体失敗ポイントとかは分かっているのですが、先回りして教えちゃうことは極力しないようにしています。今日間違えたって全然平気。むしろ、何度も間違えを繰り返して学ぶこと、気づくことのほうが大切だからです。そして、将来大事な時を迎えるときには、しっかり心が成長していることでしょう。
たま~に、体験会などでお子さんが工作中に保護者の方が先回りして「次これだよ」、とか、子どもがチョっとてこづっていると「ほらっ」って言ってサッと手を差し伸べて助けちゃう方がいらっしゃいます。その気持ち同じ親としてよく分かるし、実際自分もそうしてきたことが多々あります。
でも、今思うのは、ほおっておくのが一番かも?っていうことです。特に、タミヤロボットスクールにいる時間はスタッフに任せていただき、保護者の方は心の中で「がんばれー、できるできる、すごーい」って思っていただければ、最後にはまさかうちの子がこんなにできるなんて!て驚くこと間違いなしです。
少し余談が多かったですね。
みんな授業の前に今日やることの確認と、各自の目標を立ててもらっています。
例えば今回のテーマは「アームクローラーロボットを作る」ということです。
そして、生徒各自が立てた目標は「自分の力で完成させる(小1)」「キャタピラまで作る(小3)」「完成させる(小5)」「アームクローラーロボットを作り、教える(小6)」となっていました。この目標、今回で教室3回目の子どもたちが立てた目標です。
そして、実際に授業を行って終わりの時間に今度は「今日やったこと・できたこと」と「反省点・気が付いたこと」を書き出してもらっています。必ず授業の終わりに振り返りをすることで、ただ楽しかった、難しかったで終わらせることなく、「何ができて何ができなかったか」、「気が付いたことやこうすればよかったなぁ」という反省なども行います。これを毎回毎回繰り返すことで、振り返りが習慣化されます。
例えば、やったことできたことでは、「ネジが固かった(小1)」「キャタピラまでできなかったけどタイヤまではできた(小3)」「説明書をよく読むべきだった(小5)」「しっかり説明書を読むこと(小6)」
という意見が上がりました。
やってみたらネジが固かった>これはタッピングビスの習性を知ることができる機会を得られました。タイヤまでできた>自分のたてた目標に対してどのくらいできたかがはかれています。説明書を読むべきだった。>これはとちゅう何度か失敗した経験を活かし、どうすれば次はうまくいくかをきちんと分析できている証拠です。
まだまだ3回目の振り返りです。今後基礎クラスで21回+応用クラスで24回の振り返りがあります。少しづつ考え方や振り返り方をトレーニングして、強い心、素直な心、我慢できる心、なぜなぜ?と探求できる心などを育てていきたいと思います。
追伸 うれしいお知らせです。木曜クラスに2名の生徒さんが加わることになりました。現在補講中です。もうすぐ合流です。たくさんの友達が刺激し合い励まし合いどんな広がりを見せるのか、こちらも楽しみです。