2020.07.31 Fri
国分寺駅前教室

感染防止徹底宣言ステッカー

「新型コロナウイルス」の感染拡大がどんどん問題化しています。しかし、ベースとなる検査数が増加すればするほど陽性者数は増加しますし、陽性率も増加します。当たり前の事なので、個人的な感想としては、「何を今更?」といった感じでいます。問題となるのは、100%の感染防止対策と治療策がない事(院内感染や医療従事者の感染が防げない事)と医療リソースが「新型コロナウイルス対策」に持っていかれる事で、他の医療行為が手薄になってしまう事です。

他国の現況を知り合いなどから耳にしますが、そもそもの公衆衛生概念が日本とは大きく異なりますので比較するのが難しいです。私が学生時代(20~30年前)で、トイレから出た際に手を洗う人の割合は日本人で90%程度(昔は手を洗わないオジサンとか居ましたね)に対して、欧米では50%程度と習いました。2020年の日本で、トイレから出て手を洗わない人はいないでしょう。アメリカやヨーロッパでは、現在でもそれなりに存在するそうです。

マスクに対する抵抗感の強さもそうです。治安の問題もあるのでしょうが、実際に息苦しいというよりも精神的に息苦しさを感じるようです。フランスでは、「政教分離」の観点より、2004年に「スカーフ着用禁止」となりました。これは、ヒジャブ(ムスリムの女性が頭や身体を覆う布)をターゲットにしたものと言われています。ところが、今回の「新型コロナウイルス」の感染拡大によって、屋内での「マスク」着用が義務化される動きがあるようです。いろいろな所に影響が出ているようですね。