2021.03.23 Tue
国分寺駅前教室

古いプログラミング言語だって、使い方次第!

私は小学4~5年生の時、かなり長い行の「BASIC」で作成された「ゲームプログラム」を、友人と3人交代で1か月程度かかって打ち込んだ事を覚えています。その時、友人の家にあったパソコンは「シャープ・X68000」で、セーブした媒体は「5インチフロッピーディスク」でした。その「ゲームプログラム」は、当時人気だった読者投稿型プログラム雑誌「プログラムポシェット」に掲載されていました。今でも良い思い出です。そんな苦労をして作成したゲームも、当時人気だった「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」には遠く及ばないものでしたが、自分達で作成したことに大きな満足感がありました

その後大学生になり、実験で使用する分析機器の操作をするために使用していたのが「NEC・PC-98」でした。現在の分析機器と異なり自動化されていなかったので、細かく指示をださなければいけなかったのが思い出されます。一生懸命「BASIC」を学んだのが、学問でも生かされました。研究者の中には、自動化され過ぎている分析機器を嫌がり、未だに旧式のPCに最新機器を繋げて使用している方もいます。

このような古い言語ではありますが、「BASIC」の楽しさを生徒さんにもしっかりと伝えていけたら嬉しいと考えています。