10月の正式開校前最後の体験会に参加してくれたのは、2年生の男の子と年長さんの女の子の兄妹と5年生の女の子の2組でした。
この兄妹二人ともお母さんが大好きで、ロボットがちゃんと動くたびにお母さんに見せにいく姿が微笑ましい限りです。このお母さんのすごい所は、手は出さずに静かに見守っていることです。この子たちはきっと、学業でも他の習い事でも、ある程度まで成功することがこの時点で分かってしまいますよね。よくある「ここが間違ってるでしょ」「ここはこうした方が・・・」をやってしまうと、子どもからトライ&エラーの機会を奪うことになってしまいます。そうすると、他人に頼ったり、失敗を他人のせいにすることの「楽」を覚えてしまうことにもなりかねません。プログラミング教室ですから、プログラミングの授業をするのは当然です。しかし、皆さまおわかりのように、習い事の本質はそこではありませんよね。付随する「学び」の重要性の方が重要なウェイトを占めています。プログラミング教室で言えば、「好奇心を刺激する、集中して物事に取り組む、失敗を恐れずにチャレンジする、手順を理解して作業に取り組む、etc」などです。本部の方には怒られるかもしれませんが、簡単に上記の学びが得られるならプログラミングでなくてもいいのかもしれません。
この年長の女の子、いつもはお兄ちゃんと同じことをやらせてもらっていなかったんだと思います。お兄ちゃんと同じことができたことがとてもうれしかったようで、教室内を走り回って、最後には壁にぶつかって泣いてしまいました。
もう一人はちょっと大人な5年生の女の子。私立の小学校に通っていて、プログラムの授業もすでに体験済みとのことです。そういう子には、ロボットで遊んでもらうよりも、本当にプログラムをやってもらった方が楽しんでもらえるかなと思い、ロボットジャンケンをさらっと流した後で、「ichigojamでプログラミング」から、「数字あてゲーム」「かんかんなクイズ」などのプログラムを体験してもらいました。予想通り、“inkey”や、”if”などのコマンドが面白かった様子でした。英語を習っている子には、コマンドが説明しやすいですね。
さあ、10月からはいよいよ本コースが始まります。
しばらく体験会はありませんが、気になったら気軽にご連絡ください。個別に対応させていただきます。