プログラミングコースの2年目クラススタートは、『電子工作』をはじめます。
電子工作ってきくと、何やら難しそうで手を出しにくい感じがしますよね。
まず何ができるか分からない!学んでどうなるかもよく知らない。そもそも必要なのか?
そんな疑問や不安がおありの方も多いはずです。
子どもたちも電子工作を回りでやってる子もいないでしょうし、学校で流行ってるわけでもないでしょう。テレビやYoutubeでもみないですよね。
そんなニッチな電子工作ですが、世の中のありとあらゆるもののすべて!がこの電子工作とプログラミングでできていると言っても過言ではないのです。
スマートホンもゲーム機も、自動ドアもエレベーターも、炊飯器もレンジも、、、車もそうですね。
ですので、この仕組みを知るということは生きている世界のもひとつの扉を開けることであり、まだそちら側の世界に足を踏み入れているお子さんは少ないのです。
タミヤロボットスクールでの電子工作は小学生にもとても分かりやすい内容になっています。一歩づつ低い階段を上がっていくので、確実に成長できるものとなっていると言っても過言ではないと思っています。
使う部品も一式で準備されています。祖型なものは含まれていないシンプルなもの。
説明マニュアルも大きな図解付きです。教室ではパーツを準備→回路図を組み立てる→プログラミング→動かしてみる!
そして、なんで動くかの仕組みや理論を学ぶ。というサイクルになっています。
その仕組みや理論がむずかしいのでは?と思われると思います。私も最初はそうでした。
でも、考え方はシンプル。
スイッチのオンとオフの考え方。
たとえば、もしスイッチがオンであったら電気をつける。とか、音を出す。
もしスイッチがオフなら電気を消す。とか音を止める。など。これっていつもやってることですよね。
あとは、もしこの位の暗さになったら電気をつける。もそうです。「この位の暗さ」っていうのを決めるのは人間の役目で、この決め方が面白いんです。
もっというと、自動ドアが開くのってどういうタイミングでしょうか?
こういう世の中の仕組みを、いくつかのパーツを組み合わせて、プログラミングで制御して動かしていきます。
「なるほど!こういうことだったので。」「意外に簡単!」みたいなことが多いです。
これを基礎として、電子工作の仕組みや知識を得ます。
そしてここからがお楽しみ!スクールでは、オリジナルアイデアの実現に重きを置いています。
世の中にこんなものがあったらもっとおもしろいのにな!や、こういう風にすればもっと便利なはず!という風に
お子さんなりの視点でアイデアを出していきます。
そうしたら、それを実際につくってしまおう!
これは世の中への発明です。はじめは小さなステップかもしれませんが、1個出来れば面白くなって「もっとやってみたい!」となっていきます。
中学や高校、大学、大人になるまで「プログラミングって楽しい!」っていう基本ベースの考え方を持ってほしいので、出来たことやチャレンジしたことを大切に、成功までフォローしていきます。
クリスマスにキラキラ輝くイルミネーションは、お店で買ってきてコンセントをつないで電源を入れてパターンを選んで終わり!でしたが、今日からはそのパターンを自分で作ります。こんなんだったらいいだろうな?こうすれば家族が喜んでくれるかな?
未来の自分や家族、大切な人を思って1文字づつ文字を打ち込んでいきます。
なにをどうすればどうなるか?この段階でただの文字にしか見えなかったプログラミング画面が、意味を持った文字列に見えてきます。
みんなめちゃくちゃ集中していますね。
打ち込んではテスト、改善点を探して、また調整して打ち込み、テストを繰り返していきます。
テキストを映して打ち込むだけではないです。下の写真を見ていただければわかるとおり、鉛筆で書きこむこともしていきます。書いたものを打ち込んで動作確認、うまく動かなければまた調整。
出来上がったらお部屋を暗くして輝かせてみましょう!
この体験が感動になり、心に刻まれます。この日みた赤の輝きはみんなの第一歩をお祝いしているようです。
そして、この後はお楽しみのゲーム大会です。
今回使ったパーツやプログラミングを応用して!ゲームにしていきます。
俄然張り切る子どもたち!スクールの狙いでもあるコミュニケーション能力を高める!ためにも、チーム戦にしてみんなの協力と重要な会話の機会を増やしていきます。
自分が打ち込んだゲームを他の子が触る機会も設けます。自分の打ち込んだものを誰かが使ってくれている!それが上手く行った感覚は自信にもつながりますね。
途中でうまく動かない箇所が発見されたら、担当者がすぐに直しに行きます。
どこがどうなってるんだ?原因を探して調整します。
暗くなったら光るというシンプルな構造ですが、考え方や使い方をぐるっと回転させると、みんなで楽しめるゲームに大変身します。この内容は教室で体感していただきたいです。
この発想を子どもたちに与えられる環境があるのもタミヤロボットスクールの強みです。
皆さんにお話するのですが、学年や性別は一切関係なく進められるのがプログラミングのいいところです。小中でしっかりと土台を育み、さらに上をめざせる育成に力を入れています。
次も頑張ろう!ね。