2023.07.29 Sat
宇都宮教室
7月26日(水)と27日(木)の2日間、30名の生徒さんと楽しくロボットと触れ合ってきました。
今回のテーマは、
「ちょっと難しそう?いやいや実は簡単でおもしろい!
一日でできちゃうロボット操縦体験会〜ワクワク感動編〜」です。
今回は2日目、
小学4年〜6年生の部のレポートとなります。
今日も10時スタート前から続々と集まってくる子どもたち。不安な面持ちの中に、キラキラと期待を胸に秘めた感じも伝わります。今日も席についたらグループ担当の先生と挨拶を交わして、おしゃべりタイム。この時間が超大切!
その後はロボットじゃんけんゲームに続きます。
少しづつほぐれてくるみんなの緊張。先生だって実は緊張からのスタートなんですよ。
でもこうしてみんなとお話してるうちに「よし、大丈夫そう」って気持ちができてくるんです。
笑い合えればなおのこと、どんどんと前向きに気持ちが整理されていきます。
みんなもロボットを動かすこと、友達と会話することが大好きみたいですね。
まだ体験会は始まっていませんが、もうすっかりこの空気に馴染んできましたね。ここまでくればもう大丈夫!
今日の体験会もみんなのびのびチャレンジできるはずです。
そろそろ開始時間ですね。体験会始めましょう!
今日始めてプログラミングする子がたくさんいて嬉しかったです。みんなの人生初のこの日を一緒に迎えられるなんて、いい思い出にしようね。
ということでスタートです。昨日の体験会と同じようにまずは基本から進めましょうね。認識がずれちゃうとお互いに???ってなっちゃいますからね。
みんなの周りにもプログラミングされて動いている機械や道具はたくさんありますね。今日は自動ストップに焦点をあてて事例を話させていただきました。
回転寿司やファミレス、お家の中にもたくさんのプログラミングされた機械があることが分かったね。今日をきっかけに、世の中を見る目が少し変わるかも?
今日使うのはこちらです。
・カムロボ(コンピューター内蔵ロボット)
・キーボード(コンピューターに命令する文字を打ち込んでいきます)
・モニタ(カムロボの頭の中が見える?)
・テキスト、得点シート、考え方順番シートなど
みんなキーボードを使ったことがある子が多かったね。でも、コロンなどはひげのほうが出てきたり、今日新しく知ったこともたくさんありました。
お待たせしました。では、カムロボを動かしていきましょう。コンピューター内蔵ロボットだから、直接命令をキーボードを繋いで打ち込んでいくよ。
カムロボの分かる言葉だから、日本語じゃなかったね。はじめはちんぷんかんぷんに見えていた文字列も、説明の後ではすべて解明されて、何がどうなってるかが分かりましたね。
初めてあった子どうしでも、ロボットを縁にして輪が広がっていきます。
カムロボは時間を使って、進む距離や回転角度を調整します。
その練習で角度シートを使って、時間と角度の関係を目で確認しました。なるほどそういうことか!ひらめきがたくさん生まれていきます。
リアルロボットを動かすことでなぜか親しみが湧いてきます。自分の言う事を聞いてくれるロボット。責任感も芽生えます。
みんな一生懸命向き合ってくれています。
ときに笑いあり、時に真剣な質問ありとみんながロボットに集中している感じがよく伝わりました。
ノボリが写っていますね。失敗なんてへっちゃらだ!って書いてあります。タミヤロボットスクールでは、失敗の概念がないです。
失敗は成功までの動作確認くらいの感覚でいます。やってみてうまく行かないとき、「あっ!そういうことね。はいはい、じゃぁこうすればうまくいくかな?」教室の生徒さんたちはみんなそういうふうに思考を切り替えています。
だから、チャレンジ(動作確認)の回数が多いです。
成功までのステップですので、確認作業を重ねるたびにどんどん狙いどうりにできていくのが楽しくなっています。
失敗したらどうしよう?より、これだったらどうかな?って具合に、確認する自分が好きになってくるのかもしれません。自己肯定感があがってるのでしょうか?
なので、今日体験に来てくれた子どもたちにも少しでもその感じを受け取って欲しいなと思って声がけや進め方などいつもどうりにやらせていただきました。
みんなコツを掴むのが早い!
あと、自分で考えて行動することが良くできていました。
短いプログラムですが、見直しもしっかりできています。
本日のメインイベントに進みましょう!
今日は昨日より難易度を上げたゲームを用意しました。
その名も「得点キャッチャーゲーム」です。
1点、2点、3点のポイントの上をカムロボが通過すれば点数ゲットです。
ただし、1,2,3とジグザグに置かれているので、カムロボをそのとおりに動かすにはいろんな動きが必要となります。
プログラミングの超重要な基本項目に、「順番通り」があります。正しい順番で命令して上げることが何よりも重要です。今回は順番を意識できる内容にしてありますので、まずはみんなでメモを取りながら順番を細分化していきます。
まずまっすぐすすんで、次に左回転して、今度は前に進んで、、、みたくスタートから最終の3点までの動きを上に書き出していきました。
さらに、コーディングという上級編も体験!日本語の命令をコンピューターの分かる言葉に翻訳して書き換えるのです。
最初は難しすぎたかなぁと不安でしたが、何のことない、みんな理解能力が高いのかどんどんと進めていきます。
しかも、フループみんなが仲良く息を合わせてる!
こういう光景っていいですよね。みんなの気持ちが上昇気流になってどんどん高い目標に向かって行動に移せているのが分かります。
あと嬉しかったのが、誰かの挑戦がうまく行かなかったときに、変に落ち込んだりやる気を無くしたりせずに、笑いに変えたり、次への挑戦意欲が増したりと明るい雰囲気でトライアンドエラーができ続けたことです。
だからみんなチャレンジするのが楽しいし、変なプレッシャーで自分のアイデアを隠してしまうことも少なかったのではと思います。
何度もやってるとだいたい動きのことは掴めてきます。
微妙な時間の調整のズレはありますが、じゃぁどうしよう?って思考に切り替わっているので動作確認の回数が増え続けています。
あっ!今日も時間がたりなさそう?
みんな時計を見て!
チャレンジ半ばの子もいますが、最後はみんなでいっせいのせでスタートさせましょう!
この短時間ですごいクリアーの数々!うまく行かない経験をすることも大切です。
安心安全な環境でいかにたくさんの失敗をして、それを解決しようと試みること、その経験はきっと後々いきてくることでしょう!
ロボットという共通言語のもとに2時間という短い間でしたが、参加してくれたこの子達の今後の人生を変えるかもしれない大切なことをたくさん学んでくれたことと思います。
冷蔵庫を開けっ放しにするとなるメロディ♪も、誰かの天才的ひらめきから生まれた超ありがたいものであること。レンジが温まったときの音もそうです。
みんななら何にどんなものをプラスしてみようか?
そんなふうな視点でプログラミングを考えてみるのもいいかもね。
プログラムを打ち込んで、ロボットを実際に動かして、うまく行かなかったら「なんで?」「どうすればいい?」を考えて、またプログラムを打ち直して動かしてみる!この繰り返しを楽しんだ1日となりました。
参加してくれたみんなありがとうございました。
ワクワク感動してもらえたかな?
ロボットを動かすのって意外に簡単だなって思ってくれたかな?
まだまだロボットができることはたくさんあります。続きは教室に体験に来てくださいね。
みんなのこといつでも待ってます。