宇都宮は、だんだんと春めいた感じになってきましたが、全国のみなさんいかがですか?
さて、2月16日(土)・17日(日)に、宇都宮教室で体験会を開催しました。今回も参加いただいたみんなは、120分集中して取り組むことができました。あっという間の体験会だったのでは?と思います。
プログラミング体験では、キーボードを使ったプログラミング言語を打ち込んで、お馴染みのカムロボを思いどうりに動かしていきます。そもそも、プログラミングって何?というところからですので、事例を用いて説明をして、理解してもらってから進めます。
宇都宮教室で大切にしていること!それは、子どもたち一人ひとりが「自分でできる!」という思いを持ってもらうこと。小さい成功体験を積み重ねることで育まれる「出来た!」「自分で出来るんだ!」という強い思いを大きくしていくことです。
そうすれば、多少の失敗が起ころうとも、大丈夫どうにかなる!というプラスの思考になって、あきらめることなく、試行錯誤してその困難を乗り越えることができます。一人でも、友だちとでも、先生とでも、親御さんとでも、決して孤立しないで、みんなで困難な想いを共有して(時には一人でできることは一人で)、解決できる力、すなわちタミヤロボットスクールで言う「思いを実現する力」=「生きる力」を育てていきます。
今日の体験会でも、最初は不安そうな瞳の子どもたちも、一つ一つの工程の中で、都度「出来た!」「動いた」「改造できた」「間違えたけど直せた」など、ちっさな成功体験を積み重ねていくことで、途中「あれ?動かない!」「ん??」ってなっても、どこか直せば動くはず!という心の芯、考え方の基盤があるので、投げ出さず、すぐに助けを求めず解決策を探ることができるのです。また、分からなーいと言って、先生に助けを求めることができることも大切と考えています。先生もきちんと話を聞いて、分からないことを上手に解決できるように一緒になって考える姿勢をとります。決して答えだけを教えることはなく、答えを導く考え方を教える努力をしています。
そんな理念のもと進める体験会。プログラミングコースは、ロボットを動かすプログラミングを学びながら、キーボード入力をして、その都度ロボットを動かします。そして、どのようにロボットが動いたか?を、日本語にして書き出します。だから、まっすぐ前に進んだ!というだけでなく、まっすぐ1秒間動いて止まった!というところまで、細かく観察して日本語にすることが大切。初めはそんな細かいところまで思いつかなくても、繰り返し繰り返し行うと、ついには先生より細かい観察眼で言語化できるようになります。
隣の子や、机が一緒になった子、最後は参加者全員でロボットじゃんけんゲームを行います。勝った嬉しい!負けた悔しい!そういう思いはとても大切。何で負けたかを知る、何で勝ったかを知る。そしてそれぞれの思いに寄り添い共有する、そういう姿勢で先生たちは望んでいます。
その後は、何故そういう動きをするのか?プログラミングの言語を紐解いて説明します。1個1個分からなくても、大体でもいいから感じ取ることから一歩目のスタートです。この場でそのことを聞いたか聞かないか?その体験が今後の学校生活の中でも重要になりますから。
最後は、本日の学びをワークシートに書いて、みんなの前で発表です。みんな楽しく元気に仲良くよくできました。
午後のメカニックコースの体験会では、すごい1年生が登場です。お家ですでにお父さんと一緒にタミヤの工作キットを組み立てたことがあると聞いてはいましたが、なんと、全部1人で組み立て完了、さらに、時間もみんなの半分のスピードであっという間に完結です。
次のステップは、説明書にない想像の世界をどんどん膨らませて、改造や調整を創意工夫して取り組める知識や技術が身に付くと、いいですね。きっとできるはず!
また一緒にメカニック出来るのを待ってます。そして、さらにプログラミングも学んで、本格的なロボット工学の道に進んでもらいたいです。
17日(日)は、8名の子どもたちが参加しての大盛り上がりの体験会になりました。
年長さんから小学校6年生まで、広い年代の子たちがみんな仲良く参加してくれて嬉しかったです。
タミヤロボットスクールの特徴の、トライ&エラーや、創造性、主体性を育むことはもちろん、「知識と技術」が大切。なぜなら、こうしたいという思いをカタチにするために基礎的な力は絶対だからです。さらに、試行錯誤することも大切。考えて手を動かしてうまくいかずまた考える。そのためには、子どもたちのアイデアをどんどん試して考えて作ってもらうことが大切と思っていますからね。
そして、コミュニケーションも大切!生徒同士の高め合いが、先生が言うより親が言うよりときに大きな影響力を持つことは多々あります。
また、自分のやりたいことや想いを言葉にして他の人に伝えられるコミュニケーション力も大切です。
こういう大切なことを、2時間の体験会の中で積極的に子どもたちに働きかけます。みるみる力を付ける子どもたち!もともとポテンシャルが高いのは分かっているので、そっと押してあげるだけ。時には先生役になってもらったり、ライバルになったり、チームメイトになったり、学年や性別を超えてみんなで高め合える環境でした。
こんな子たちがたくさん集まるタミヤロボットスクールが、子どもたちの安心の場、思いを共有できる場、自分を高められる場になればと思っています。