年に2回の大勝負の日!それが、全国大会です。
生徒たちはこの日を照準にして、日々切磋琢磨、試行錯誤してきました。
この晴れの舞台で、日ごろの成果を存分に発揮してもらえればと思います。
競技会場は、東京浅草にある台東館。タミヤロボットスクールの聖地となりつつある巨大会場です。
全国から集まったスクールの生徒たちと保護者の皆さまは、どの子もにこにこワクワクと期待に満ち溢れた表情をしていました。
気合十分に開会式をむかえました。前回大会で宇都宮教室の生徒が選手宣誓を行わせていただいたのが懐かしい。
大会はメカニックコース 選手権大会 → 通称「メカチャン」です。大会委員長の「メカチャンGO!」の掛け声で気合満タン!
さぁ、いよいよ試合の開始です。
宇都宮教室の生徒は全員「伝統の赤はちまき」で参加です。
早速試合開始ですが、お決まりの作戦タイム★です。これは、授業の時からひたすら繰り返してきた必勝法ですね。
チームパートナー同士で意思疎通を図るためにも、会話は大切。相手のマシンを見て考えて、どう攻めたらいいかをお互いに意見を出し合って戦術を整えます。
アイデアと戦術を兼ね備えたマシンを作り上げて大会にのぞんでいます。前回のブログで栃木県大会をご紹介しましたが、その大会の経験を踏まえ全国大会に参加しているので、失敗を糧に一回りも二回りも短期間のうちに強くなっています。
上の写真の2人ですが、試合中の表所とは大違い!勝ったときはこんな風に喜びをあらわします。こんない思いっきり喜べるのは、試合にかける意気込みが強いから!この成功経験も2人の中で蓄えられていくことでしょう。
後ろに映る赤はちまきの2人もどことなく嬉しそうな表情ですね。教室の一体感、栃木県の一体感が出ています。嬉しい^^
さぁ、さっき後ろに映っていた2人チームと、さっき勝って喜んでいたチームとの対戦です。
全国大会といえども、参加チームが多い栃木県軍団は全国大会でも試合があります。県大会で見たことある顔やマシンでも全国大会ではどういう結果になるか分かりません。
こちらも赤はちまき同士の試合ですね。声の掛け合いがいいですね!練習通りに本番で実践できているのは本当にすごいこと。
何をすべきか、どう動くべきかは試合前の作戦タイムで話し合いができていますので、プランに沿った戦い方をしたいですが、そこは相手がいるものですからそうそう計画通りにはいかないときもあります。
そんなときの臨機応変ができるのも、経験値を積んでいる証拠ですね。
下の試合は、いつも火曜日で同じクラスで学んでいる4人です。県大会では72・73チームが優勝しています。その勢いのまま全国大会も優勝を狙って準備万端整えてきています。
そしてその時の決勝の相手がコート向こう側の二人でした。こちらはリベンジに燃えています。
予選から熱い戦いが繰り返されていて、それまでのストーリーを知っているので胸熱です。
こちらは今回初めてコンビを組んだ2人ですが、とても息があったいいチーム力でみていて頼もしい感じでした。
予選をワイルドカードで勝ち上がり見事決勝トーナメント出場を決めたときの満面の笑みが印象的でした。
苦戦しても絶対に最後まであきらめない心というのも、練習からずっと守ってきた取り組みです。あせらない・あきらめないは栃木県のお約束!
最後の最後に逆転してきたことも何度もありました。
攻めるだけでく、防御もとても重要な戦い方です。下のコートではマシンが2台並んで相手の攻撃を防いでいます。
この防御も2人のチームプレー。
試合はキャップの点数を競うもの。2分間という時間の中でどのように試合を組み立てるか?それぞれに個性が出ます。
はじめにがーッと行って守り切るチームや、再世に攻めさせておいてから後半一気に反撃したり、戦い方をみちるだけでも面白い!
これを自分で考えて自分で作ったロボットを操縦して戦っているのですから、正真正銘のメカニッカーです!
躍動感あふれる操縦フォーム!
コードがマシンに絡まないようにうまく操っています。お互いにシンクロしてるのは、自分のコードが味方のマシンにかからないようにもしているためですね。思いやっているし、冷静に戦えていますね。
大会の途中に参加マシンの実況コーナーがあり、MCの方の周りに赤はちまき軍団が集まっていますね。作るのも見るのも大好きな様子がうかがえます。何人か自分のロボットが取り上げられ、インタビューに答えていたのも嬉しいです。
下の4人は木曜クラスで一緒に学んでいます。お互いにたたえ合っていますね。ライバル視して授業の時から熱く戦っていますが、試合になれば仲良しクラスメイト。みんないい笑顔ですね。
相手のマシンがデカい!でも、この試合の前にほかの対戦時に視察済みで作戦も練り済みです。お互いが自分お仕事を冷静にきっちりできるかどうかが勝敗のカギを握っています。いやがおうにも高まる気持ちと緊張感!がんばれ^^
作戦が功を奏しうまく勝ち切ることができました。冷静沈着、やることをやる!本当に心が強く育っています。
宇都宮同士の戦いもいたるところで行われています。お互いが最後の最後まであきらめることをしないから、見ていて美しい試合ばかりでした。途中で投げてしまったり、相手を挑発したりしないでクリーンでいてそしてガツガツ来る姿はカッコイイ!
火曜クラスの4人(通常は8人クラス)です。
木曜クラスの4人です。
火曜クラスのメンバーも笑顔ですね。緊張からふと解き放ってくれるのはいつもの顔ぶれでしょう。
絆も深まっています。
予選リーグを勝ち上がったチームが決勝トーナメントへ進出です。
くじ引きでどこと当たるか決まるので、ドキドキです。
決勝トーナメントへ進む16チームのうち半分の8チームが栃木県チームでした。
厳しい予選を勝ち上がりおめでとう。
惜しくも予選通過できなかったチームの子たちは早くも次の目標をたてています。今度はどんなマシンにしようかな?あの戦い方は強いな!などなど、全国大会はヒントがたくさん詰まっています。
決勝トーナメントは数々のドラマを生み出しながら進んでいき、決勝を迎えました。
決勝戦は 宇都宮教室2・4火曜日クラス 対 宇都宮教室1・3木曜日クラス となりました。
ついに、宇都宮教室に金メダルが届く時を迎えました。どっちもかなりの強者です。先生としてはどちらが勝っても嬉しいし、どちらも応援したいし、両チームともここまでの努力を知っているので、ただただフェアプレーで全力を出し切ってほしいと思っていました。
試合前のインタビューでも笑顔がいいですね。お互いにリラックスの中にも勝気満々!最高の精神状態です。
試合が始まりました。途中までは両社のいいところがたくさん出て、どっちが勝ってる?負けてる?と分からないくらいの攻防戦です。
声がけもちゃんとできていたし、ばっちりですね。
たくさんのギャラリーの方々に囲まれて試合ができるなんて最高!
日本一を決める舞台としては完璧な演出です。県大会でもお互い知っているので、こうしよう、ああしてみよう、こっちから行くからそちらお願いなどなど、ち密な作戦タイムも見所でした。
試合は宇都宮1チームの勝利!おめでとう。
準優勝の宇都宮6チームもかっこよかった!
参加してみんなはきっと、もっとこうできたはず、ああすればよかったと次への改善が出まくっていることと思います。次へのモチベーションにして、また授業で進めていきましょう。
みごと銀メダルのチーム!
おみごと!金メダルのチーム。
教室にはこのチームに勝つチームもたくさんいましたので、どのチームにもチャンスはありました。
今回このチームはそのチャンスを見事手にして優勝できましたね。
赤はちまき軍団の皆さん、お疲れさまでした。
次はみんなが優勝する番ですので、さっそく準備に取り掛かりましょう。
大会運営のみなさま、応援いただいた保護者の皆さま、ナイスな試合を繰り広げた全国の教室の生徒の皆さんお疲れさまでした。
毎年どんどんとレベルが上がり大会も白熱して面白くなってきましたね。
また、2024年の春にお会いしましょう!