2024.06.23 Sun
日本橋教室

制限タイマーで集中力が倍増!?

集中力を高めるために制限タイマーを導入

大人であっても集中力を維持するにはかなりの努力が必要です。まして小学校低学年の生徒さんともなると、持続的に集中力を維持するのは至難の業。

私たちの教室も目下、生徒さんの集中力を高めるにはどうしたら良いか?日々の課題となっています。

特に複数の生徒さんが集まる授業ともなると、どうしても他のお友達の制作状況が気になり様子を見に行ったり、お喋りに夢中になってしまい、手が止まってしまったりと集中力が欠けることがあります。

更にあるお友達の出来上がったロボットの試運転ともなると、みんな一斉に手を止めて一緒に遊んだりと、これはこれで良いことなのですが、まだ小学校低学年の生徒さんともなると、いざ自分のロボット制作の時間に戻り始めるきっかけが疎かになったりと、メリハリある授業に不慣れなところもあり、どうしても授業を脱線してしまうことが多々あります。

そんな折、最近、日本橋教室では「制限タイマー」なるものを導入して、制作時間の区切りを設けて、ここまでは何分間でできるはず!と、タイマーをセットして生徒さんには時間を意識させて作ることに集中させる方法を導入しました。

功を奏でる!

タイムワーク

タイマーセット!制限時間内に制作できるかな?これが意外や意外!生徒さんたちはゲーム感覚で制限時間内にロボットを制作すること意識し、集中する時間も増えて、制作時間のスピードもアップすることができました。今後はゲーム感覚のこの手法を取り入れて授業を行います。

集中制作

高学年の生徒さんともなると周りが騒がしくても一向に気にしないで制作に集中します

子供たちは遊びながら学ぶ

私たち日本橋教室の場合、生徒さんが制作に集中できない時は、まったく何も学んでいないか?と言えばそうではありません。

常にコンピュータの電源は入っていますので、タイピングの練習をしたり、Chat GPTに回答を求めたり、また数百冊という書籍が教室にあるのでそれらの本を自由に手に取って本を読んだり、玩具のロボットがあったりと、子供たちは様々なアイテムを通じてお友達と共に学ぶ機会があります。

授業の合間や始業前にタイピング。生徒さんは遊び感覚でタイピングを覚えます。

ロボットを縦横無尽に動かすことが大好き。まさにジャズ感覚。

生徒さんたちは決められたコースでロボットを動かすことを徐々に避けます。はじめは私たちが作った段ボールコースや床に線を引いたコースで自分が作ったロボットを動かすことを始めますが、徐々に飽きてくると、自分で見つけたコースを設定して遊び始めます。これは私たち大人の考えには到底考えつかないようなコースを考えたりと、その場の即興で遊び始めるのです。まさに音楽で例えるならジャズ感覚で遊ぶ。ではないでしょうか。このことも「学び」という点においては重要なことではないかと私たちは考えています。

アームクローラー、壁の隙間を這わせる。

アームクローラー、壁の隙間を這わせる。

新設アームクローラーコース