宇都宮教室の2019年10月に新しく始まったメカニッククラス3期生のご紹介です。
授業の初めはいつも通りに入校式から始まりました。オリジナルのタミヤロボットスクール個人カード授与からはじまり、自己紹介の流れでスタートです♪
メカニックコース1回目は「ぷるぷるテントウムシ」の制作です。
これからずーーっとお世話になるのが、ニッパーとドライバー。この道具をいかに使いこなすかが上達への第一歩です。持ち方、切り方、回し方を実践しながら学んでいきます。スイスイとお使いこなしていきました。順調な滑り出しです。
そして、説明書を見ながら組み立てを進めます。部品を切って、パーツとパーツを組み合わせて、ネジをしめて、電気の線をつないで、完成させていきます。
以前の体験会でぷるぷるネズミを作ったことがあったので、テントウムシは軽々と組み立てていきます。
やっぱり経験の有る無しは、後々に響いてきますね。上手に行こうが失敗しようが関係ない!経験したかどうか?が重要で、その後に次が始まりますからね。
完成したテントウムシロボットを早速走らせます。走らせてこそロボット。走らせてみると・・・おや?まっすぐ走りませんね~。そうしたら次は調整ですね。まっすぐ走らせるための調整、狙ったところにゴールさせるための調整など、いろんな調整を実践から学びました。
楽しみながら学ぶ、学びながら楽しむ。楽しみ方はおふざけではないのがタミヤロボットスクール流。そのうち、ふざけてる暇がなくなって、真剣に動かして、調整して、改造して、競い合い、喜び合うようになるのです。
あっという間の90分で初回授業は大成功!なんか、すごいクラスになる予感がしました。
最後に入会プレゼントのミニ四駆くじ引き大会でかっこいいマシンをGET!
作ったら教室のコースで走らせてね。
そして、10月2回目の授業は、例年大盛り上がりの「ぷるぷる相撲」です。改造に改造を重ねるメカニックコースの醍醐味を味わいながら、真剣に競い合います。
ルールは簡単。ぷるぷるテントウムシに色々と武器や防具を付けて、土俵の上で相撲を取ります。土俵から落ちたり、ひっくり返ったほうが負けです。
まずはノーマル状態ではっけよーい!
あれれ?するっとすり抜けるだけで勝負になりませんね。
では、1回目の改造TIMEです。さっきのノーマル状態から、「勝つために、じゃぁ、どうするか?」を考えて改造開始です。改造パーツはたっぷり用意しました。
考え付くすべてのアイデアを形にして、試して、結果から学び、また次の改造につなげてほしいと思っています。
ドンドンと形にしていく子、よく考えてから作り出す子、いろんなパターンに分かれます。どちらも経験。
トライ&エラー推奨スクールですから、考えて作って動かしてみる⇒その結果を考えてまた次に移るをやっていく練習だと思って、どんどん進めていこうね。
そして出来上がった記念すべき第1回改造マシンで1回戦目に挑戦です。
白熱の戦いになりましたが…おーーっと、思ったように動かないマシンや、思った以上に良くできたマシンなど、イメージと結果には大きな差がありましたね。
そうしたら、ワークシートにやってみてどうだったか?どこをどのように改造すると良いか?を書いていきます。
頭の中のことを文字や図にする練習です。
それでは2回目の改造タイムです。さっきの経験を活かしてさらに積み上げていきます。
より強度の強い武器を付けたり、守りを考えた防御を付けたり、発想豊かで見ているほうもワクワクします。
それでは2回戦!ここから先生マシーンも参戦です!子どもたちも1回戦目で学んだことをうまく改造してより強いマシンに仕上げてきています。
なんと、先生マシン負けた~(◞‸◟ㆀ)、子どもたちのみ込み早い!
さらに3回目の改造TIMEです。さらに強くするために考えます。
ここまでくると、仕組みも分かってきます。どんなパーツを付けるとどう作用するか考え、相手のマシンの特性に合わせて組み合わせていきます。
そして3回戦!生徒2人と先生2人の4台によるリーグ戦で頂上決戦です。
押し合い合戦が続き、こらえきれず土俵から崩れ落ちる先生マシン…ここでも子どもたちの圧勝です。「チクショー」「なんて日だ!」「まぁ、今日はこんくらいにしてあげるけど…(泣」
10月スタートで2回の授業を行いながら、教室の理念であるトライ&エラーの積み重ねをしっかりと体現できました。これからずっとこの考え方、このやり方で進めていきましょうね!より良くするために、考えて、手を動かして、検証していくやり方や考え方を身につけて行きましょうね。
そして、小さな成功体験をたくさん積み重ねて「思いを実現できるチカラ」を育てていこう!
これから2年間、楽しく一生懸命に学んでいきましょう!よろしくお願いします。