タミヤロボットスクール メカニックコースのカリキュラムゴール!
今回も自由な発想によって、とても実用的でユニークな作品が集まりました!
ノミネートされた作品の中から、【基礎・応用クラス部門】最優秀賞、優秀賞2作品、入賞6作品、
【EXクラス部門】最優秀賞、優秀賞を決定しました!
生徒の皆さんの思いが詰まったすばらしい作品たちをご覧下さい。
8/3:受賞生徒コメントを掲載しました。
EXクラスは、基礎・応用クラスを修了後、3年目以降も学べる教室独自のクラスです。
「自分の思いを実現させる力」を育んだ先輩達の作品が集まる部門になります。
No.015
モーターを横に向けた事で発射のチカラに負けて車体が傾く事が無いので安定した飛距離を出す事が出来ています。
改造のためにギア比について考え、「速く回転する方法」「必要なギアボックス」などを選んでいる姿にスクールで学んだ事が身についてくれていることを感じました。
No.018
同じ教室の先輩の改造を参考にグレードアップさせました。
先輩の「キャップが取りにくい」課題を克服するために、同じ物を作るのでは無く、より良くしようとがんばりました。メカニックコースの原点であるモノづくりの基本の考え方が身に付いているのだと思います。
ショベル型を採用しているロボットの一番の悩みどころ「キャップをすくい上げる」ことを壁も利用せずに実現するとは!
簡単そうにキャップをすくい上げる姿の裏には、見ただけでは分からない創意工夫があるのだと思います。
キャップのすくい上げや相手陣地にキャップを入れるカタパルト機構は、壁まで移動しなくてよいことが時短につながり攻撃の頻度が上がりそうです。
対戦相手の気持ちになってみると本当にやり辛いと思います・・・。まさかロボット名の由来は相手が泣く様から来ているのでしょうか(笑)
No.036
教室大会優勝のロボットです!ショベルのところにマシュメロをつけたところがポイント☆教室内で人気のダンプカータイプのロボットです。まずすごいのが、前のショベルで大量のキャップをするっとすくうこと!さらに前に飛ばさずにちゃんと後ろのダンプ部分にキャップをザザーと入れられること。この調整に時間をかけて何度もトライしていたのが印象的でした。
後ろのボックスのギヤ比がとても速く、勢いよく相手のコートにキャップを入れられるところもスゴイ!
操縦練習も一生懸命やったので、先生とのガチ対決でも1勝したね。どれだけキャップを入れられても、慌てずに入れ返してくるのはさすがでした。
マシュメロのインパクトが強いダブルバケット型のロボットです!
キャップをすくい上げた後は、そのまま真後ろまでショベルを上げると後ろのバケットにするりとキャップが流れ込んでいきます。
後ろのバケットはより早く相手陣地にキャップを入れれるようギヤ比が設定されていて、教室で学んだことが遺憾なく発揮されています!
相手の防御をかいくぐりキャップを入れるマシュメロの姿がとてもカッコいいです!
No.004
「回転運動を前後運動に変換する」というメカニックコースで学んだ事をよりステップアップさせた改造です。
改造目的である攻撃と防御の両立も出来ていて、「思いを形にする」の完成度がとても高い改造になっている。
「もう少しシールドを伸ばせたらガードできるのに」というシーンはよくありますよね。
そんな想いをスライダクランク機構(ギヤボックスの回転運動を直線運動に変換)を使って形にしています!
伸び縮みするシールドによって、より防御性能をアップできたり、アームを使った攻撃がしやすくなったり多くの利点が生まれましたね。
攻撃を防ぎつつ攻撃を仕掛けることができる一挙両得な行動ができるナイスなロボットです!
No.020
ショベルタイプで、いかに相手に邪魔されずにキャップを敵陣に落とせるか?その一つの解決策として、後部のバケットの位置を高くするという発想に結び付いたようです。
ですが、まさかくす玉のようにパカっと開くとは想像していませんでした!
前のショベルからバケットに誘導するすべり台も、見事なアイデアだと思います。
ちゃんと車検に通るよう、ギリギリのサイズ調整にも気を配っています。
「上空からキャップを落としたい」誰しもが一度は思ったことがある夢の攻撃方法がついに登場しました!
バケット自身にリンク機構を盛り込み、ラック&ピニオンを使って開閉する仕組みを作り上げています。徐々にバケットが開いていく様子にワクワクしました!
ショベルやバケットも手作りになっており細部までこだわりを感じオリジナリティがすごい!キャップを移す機構にもアイデアが光ってます!
大量のキャップを落とせたら気持ちいいでしょうね!
No.021
大きな受け皿を取り付けて相手のキャップを受け止める発想が面白いと思います。
時間ギリギリに相手のキャップを持ち上げるのではなく、試合中に可能な限り相手の得点を減らす。点を取るだけが勝つ方法では無い。と教えられた気がします。
キャップが地面に触れていないと得点にはならないという競技ルールをうまく利用しましたね!
防御を意識することなく相手の攻撃の近くにいるだけで攻撃力半減効果が得られますし、攻撃に集中できる「やり得」な改造です!
30cm幅いっぱいに作られた受け皿は「目には見えないシールド」のようです。
改造理由が「相手のキャップを落とさないようにして勝つ」ということで、是非攻撃を完封した姿を見てみたいですね!
No.029
まさに本物のフォークリフト!!
しかもアメリカ仕様!!
レイモンド(フォークリフト名)みたいで完成した時には、先生が興奮しちゃいました(笑)
完成度の高い素晴らしいロボットでした。
持ち上げた荷物が落ちないように、フォーク部分を前後に傾ける機能「チルト」を追加したフォークリフトですね!
フォーク部分の押し出し・引き込みをラック&ピニオンを使って再現していることにアイデア力の高さを感じました。
フォークの間にアームを1本わたすなど、より堅牢に、より柔軟に動かせるよう随所に見られる補強や補助もGood!です!
チルトを使って荷物を持ち運びすることで遊びの幅が広がること間違いなしですね!
見た目も機能も本物のフォークリフトさながらの素晴らしいロボットです!
No.034
「荷物を載せてフォークリフトで運びたい!」という想いから出来た改造。基礎クラスで使用した“大型ロボットのアームを荷物を持ちやすいように手を加えて取り付ける”そして、“そのアームそのものがフォークリフトのバランスを取る重石にもなる”という発想にメカニックコースの2年間が詰まっていると感じます。 まさに、メカニックコースの集大成と言える改造です。
荷物を載せるためのアームとパレットを運ぶためのフォークが役割を分担しながら上手く共存していますね!
アームは従来型からハサミ型に変更し、先端にスポンジをつけることでより多くの荷物をつかめるようにしているところにアイデアが光ります!
ハサミの位置の調整には並々ならぬ努力があったことでしょう。
ロボットの前後にアームとフォークを分けるのは、2つの機能を有しながら、ロボットのバランスを安定させる一石二鳥の改造アイデアですね!
多くの荷物を運んで遊びたい!そんな思いが伝わるロボットです!
No.048
出ました!最強戦士ロボ。旧ローマ帝国軍の投石マシーンのように、すくったキャップをビュンビュン飛ばしていきます。相手ははじめて見るスピードキャップの攻撃にただただ立ち尽くすだけになってしまいそう。後ろの箱の切り込みを微調整したり、ゴムの強さ、パーツの引っ掛かりなどを最後の最後まで粘り強くやりぬいた結果が、このすさまじさを生み出しました。あっぱれ!!
まさにカタパルト!!後ろの箱から大量のキャップが飛んでいく姿は見ていて気持ちがいいですね!
発射機構はアイデアだけではなく、調整にかけた根気強さが発射精度に現れています!
後ろの箱に入りやすくするためのショベル内の工作もさることながら、ショベルのすくいやすさもあなどれません。
ショベルからキャップが移動しやすいように後ろの箱に切れ込みを入れている点も良いですね!
キャップをすくってから飛ばすまでの時間が短いので、対戦相手は競技中何度も降り注いでくるキャップにタジタジになりそうです!
惜しくも入賞とはなりませんでしたが、
素晴らしい作品がたくさんあります。
是非、ご覧ください!
レッドペッパーチキン
ヤベーチキンスポンジロボット
おぎ谷龍桜タミヤ笠原号
佐々木**大型ロボット(自分の)
武藤ブルドーザー
小松崎翔ロボット
グノシーツッキーロボ
ツッキーかずきんTB
かずきんTVはるまNIW
細谷マッハ GO GO GO
宮崎晃生ショベルロボット
小松崎勝仁大量ほかく号
さとしんザコ
早川和希レッドクリフ
いっくんゆう号
ゆうくんタコス君
ひなまもる君
ライトスーパーブルトーザーマシン
カオン激落ちくん
りゅうごナナロボ
ナナエモン私は神(仮)
しっこくの悪魔闇の王せんば様にじ
2012 i・Hシャベルき
TYUアイエイチ2
アイエイチたいほうシャベルロボット
あるくんショベルカー
花つかむロボット。
とうごそうじき逆さいせい
しゅんキャップスター
じゅんや名なしロボット
卒業生SNo.026
ホットホイールズからの発射装置!物凄く良いアイディアでしたが実現させる為に何度も何度も作り直していました。
結果 最高のロボットが完成しました。
最後まで諦めず良く頑張りました!!
ミニ四駆とオフロードタイヤを使った発射機構、チェーンとキャタピラを使った移載機構には脱帽です!
ホットホイールズのおもちゃをイメージしたとのことですが、きっとトライ&エラーを繰り返しながら、めげず、あきらめずに一つ一つアイデアを実現し、それらを組み合わせることで完成したのだと思います。
組み込まれている機構すべてが秀逸かつ洗練されているエクセレントなロボットです!
プラ板を使ってキャップが上がりやすくなるよう「改善」している点にも注いだ情熱が伺えます。
まるで掃除機で吸うかのごとくキャップの引き込み、レーザーを放つように連続でキャップを飛ばす姿には驚きしかありません!
アイデアとロマンのあふれるロボット「キャップホイホイ」がEXクラス部門の最優秀賞です!おめでとうございます!!
No.044
このデカさ!MAX級の攻撃力で相手コートに1回で全キャップを入れてしまう優れもの!相手コート側に立つとこの迫力に誰もが恐れることでしょう。操作技術も丁寧に何度も繰り返して練習しました。フィルムの調整、後ろのBOXの奥行なども計算されつくしています。
ロボットの名前は意味が???ですが、彼の個性がいかんなく発揮された傑作です。
ショベルの大きさ、後ろの箱の大きさに目を惹かれるロボットですね!
これだけショベルが大きいと上手くキャップをすくえないのではないか?とも思いましたが、そんな不安はどこへやら、大量のキャップを一度にスッっとすくう姿に胸が熱くなりました!
ショベルと後ろのボックスの大きさを合わせ、さらにショベルの導線から後ろのボックスまでが最適な位置に調整されることで、すくったキャップが一つもこぼれず後ろのボックスに入っています。
ショベルですくってから後ろのボックスが相手陣地におとすまでのキャップのロスゼロなのが最高に気持ちがいいですね!
ショベルと後ろのボックスがぶれないように表と裏からプレートで固定している丁寧さもポイントが高いです!
生徒の皆さん、力作ありがとうございました。
みなさんのつくろうと思った理由から、自由な発想によって具現化された作品に驚きました。
まさに、「思いを実現させる力」が身についた結果です。
今回の作品についてたくさんの人から感想をもらって、さらなる改良も考えてみてください。
これからも、自分の思ったもの・つくりたいものをつくり続けていってください!
mode_comment審査コメント
ずっと見ていたくなる、一連の動きがとてもスムーズな機構です!
ゆっくりすくい上げたキャップがスロープを下って発射台に。素早い回転で勢いよく発射!
キャップを発射する様子を見ていると、どの発射も引っ掛かりもなくコンスタントに発射できていることに驚きです!
また発射までの一連の動きは、ずーっと動画でループして見入ってしまうほどスムーズで精度がよい丁寧な作りも際立っています。
そんなずっと見ていたくなる動きを見せる「キヨゴン」が基礎・応用クラス部門の最優秀賞です!おめでとうございます!!
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