タミヤロボットスクール ロボットプログラミングコースのカリキュラムゴール!
今回も「こんなものがほしい」「ここを改造したい」など、生徒それぞれの思いを実現した創意工夫あふれる作品が集まりました!
ノミネートされた作品の中から、最優秀賞、優秀賞2作品、入賞3作品を決定しました!
どんな思いでつくったのか、どんなふうに動くのか、生徒たちがタミヤロボットスクールで学んだ成果をぜひご覧ください。
3/4:受賞生徒コメントを掲載しました。
・サンプル集や各Chapterでつくったものの改造を含む。
・1人で作品をつくっても、複数人でチームを組んでつくっても良い。
ヘイショウ
(八千代中央教室)
計算については、筆算の手順をプログラムにする方針でつくることを生徒に提案しました。
4本のプログラムをLRUNでつないで実行する長大なソフトになりました。
タクトスイッチの応用として4x4のキーパッドの回路も接続しました。
足し算と掛け算だけの計算ですが、大変な力作と思います。
IchigoJamが扱える整数の範囲(-32768~32767)を超えてくるとは!
「課題を創意工夫で解決する」を体現した作品です。
合計で3,000byteを超えるプログラムにも納得!
テンキーを使いたいと、新しいことに挑むチャレンジ精神にも脱帽です。
限界を乗り越えた素晴らしい作品ですね!
計算機という身近にありながらも難しい題材を上手く表現した熱意の高さに拍手っ!
CdSの上に鍵があると暗くなるので、それで鍵の有無を判断。
距離センサーで、扉との距離を測って、開閉の判断。
2つのセンサーをうまく利用して、1つのシステムとして仕上げました。
自身の「鍵を忘れる」という行動を論理的に考えることで、シンプルな構成で理にかなった作品になっています!
これも2つのセンサーの特性をしっかりと理解して作られた証ですね。
また、鍵を忘れないようにしたいという、思いを実現しようとする力が強く感じられました。
さらに色紙を貼って見た目にも気を配ることで、実用性に磨きがかかっています。
鍵だけでなく、財布や携帯電話など色々なものにも応用できそうですね!
個人的には私もよく鍵を忘れるので、ぜひ使わせてもらいたいです(笑)
「自分が剣道部だからカムロボも剣道ができたら面白そう!」というアイディアで作った「カムロボDE剣道」ゲーム!赤外線LED、赤外線受信モジュール、ジョイスティック、タクトスイッチ、サーボモーターを組み合わせてイチゴジャムを2つ使い、限られた時間の中で送信側・受信側のプログラムを完成させました。防具を身にまとって竹刀を振りかざすカムロボから「め~~ん!」と聞こえてくるようです★ステイホームでも楽しめるオリジナルの剣道カムロボを作ることができましたね。
剣道だと一目でわかる竹刀や防具の装飾の細やかさに感動です!
防具の垂に「カム」と書かれていることに愛を感じます。
生徒自身の剣道への真剣さを感じる圧巻の乱取りは必見!思わず息を飲んでしまいました。
生徒とカムロボが一緒に竹刀を打ち込む、そんな光景が思い浮かぶ心技体そろった作品です!
色んなパーツの中でも大好きなLEDを使い、4つの光のパターンを考えてジョイスティックで制御するというオリジナルのイルミネーションを作ることができました。どんなイルミネーションがいいか一生懸命考え、プログラムを入力しては光らせてのトライ&エラーを繰り返して取り組んでいました。なんといってもスゴイのはプログラムの長さ!自力で400行入力したら「Out of memory」と出てしまうほど!1年目で学習したLRUNも使い、長い長いプログラムを完成させました。LEDが綺麗に見えるように、夜空を黒い箱で表現したのもポイントです☆彡
何パターンもの光り方が考えられたイルミネーションが素晴らしいです!
どのような光り方がより綺麗かを突き詰めていった結果ですね。
星空の背景とあいまって、本物のイルミネーションさながらにとても綺麗です!
自分の「願望」をアイデアとプログラミングで実現出来る事を、しっかり証明してくれました!
部品や回路、そしてプログラムのシンプルですが
アイディアがとても面白いなと思いました。
また難しくなる工夫や難易度設定もされていて
よく考えられていました。
旗揚げゲームを彷彿とさせるなかなかハマってしまうゲームでした!
このゲーム、ずっとやっていられる!真っ先にそう感じました!
シンプルながらも入力がしやすく、どの年代でも同じように楽しめますね。
2つのボタンでいくつものパターンを実現している点もGOODです!
三三七拍子調のリズムも気持ちよく、表示の溜め、難易度調整も秀逸なことが中毒性に拍車をかけていますね!
生徒の皆さん、力作ありがとうございました。
みなさんのつくろうと思った理由から、自由な発想によって具現化された作品に驚きました。
まさに、「思いを実現させる力」が身についた結果です。
今回の作品についてたくさんの人から感想をもらって、さらなる改良も考えてみてください。
これからも、自分の思ったもの・つくりたいものをつくり続けてください!
star受賞生徒からのコメント
今回の「どこでもUFOキャッチャー」は、2年間の成果を出すことができました。自分の考えを形にできるような物づくりをする事が将来の夢です。
最優秀賞、ありがとうございました。
去年、銀メダルだったので、その悔しさがあって、頑張りました。金メダルがもらえて悔しさが晴れて、嬉しかったです。
grade教室講師からの一言
「UFOキャッチャーを家で遊びたい」という強い気持ちが、この作品を産みました。
外出が減った昨今、このようなゲームを家で遊べることは、子どもたちにとって、至福の時間なのではないかと思います。
審査コメント
作品を見た瞬間、「カムロボがUFOキャッチャーになっている!」と思わず声を上げてしまいました!
「UFOキャッチャーが好きで、その仕組みを知りたい」という気持ちを原動力に、観察・研究したからこそできたハイクオリティな作品ですね!
カムロボのギヤボックスと履帯を活かした機構に発想力の高さを感じますし、車輪が履帯から脱線するという問題に対し、カーテンレールを使った解決力にも目を見張るものがありました。
プログラムも学んだことを活かして、コンパクトながらもしっかりと作り込まれています。
作品名の通り、どこでもUFOキャッチャーをすることができ、みんなが笑顔で楽しめること間違いなしですね!
「どこでもUFOキャッチャー」が最優秀賞です!おめでとうございます!!