タミヤロボットスクール メカニックコースのカリキュラムゴール!
今回も自由な発想によって、とても実用的でユニークな作品が集まりました!
ノミネートされた作品の中から、【基礎・応用クラス部門】最優秀賞、優秀賞2作品、入賞6作品、
【EXクラス部門】最優秀賞、優秀賞を決定しました!
また、タミヤ開発者が全作品の中から選んだ今回の注目作品もピックアップ!
生徒の皆さんの思いが詰まったすばらしい作品たちをご覧下さい。
12/26:受賞生徒コメントを掲載しました。
EXクラスは、基礎・応用クラスを修了後、3年目以降も学べる教室独自のクラスです。
「自分の思いを実現させる力」を育んだ先輩達の作品が集まる部門になります。
前コンテスト優勝者の作品を参考に作りました。キャップを吹っ飛ばす機構にあこがれ、一緒に考えながらつくりました。
スムーズに車体の方はできましたが、プロペラ部分の作成に苦労していました。最後にはうまく飛ばすことができて本人も満足!
一番のお気に入りは前についているプロペラのデザインです!
前回の最優秀賞をオマージュした作品ですね!
吸い込みと飛ばしの2つのプロペラを使うため調整に難しさがあったかと思いますが、細部まで調整し「吸い込んで飛ばす」ことができています!
かっこよくて強そう!との想いが伝わるくらいに再現性が高く作られていて、さらにプロペラのデザインや車体などにオリジナリティが出ていることも素晴らしいですね!
これぞトライ&エラーが詰まった1台!!
本当に何度も何度も作り直してやっと完成させていました。
じっくりみてあげてください。
今までに製作したロボットたちの良いところをかけ合わせた最終形態ともいえるロボットですね!
単に良いところを組み合わせただけでなく、発射機構もレベルアップして帰ってきました!
以前に製作したロボットのショベルを利用して、単発の発射機構を連続発射ができるように改造したり、製作者の想い通り、強いインパクトを感じるロボットになりました!
まさに「思いを実現する力」を体現した作品になっています!
ZG(三条教室)
前回の改造アイデアコンテスト作品から着想を得て、ショベル+クローラーを思いつきました。
すくったキャップをそのまま相手のエリアに落とせるようにベルトコンベアを短くしたような機構のロボットをイメージしていました。
クローラーの位置が少し高かったために、ショベルの部分の高さも調整したり、途中でキャップが落ちないように両端にガイドをつけたりと工夫しました。
車がとても好きな生徒で、マフラーを取り付けたところなどにもマシンに対する愛が伝わってきます。
しっかりと作り込まれたクローラーとショベルの組み合わせはお見事!
とても印象的な大型のショベルには、クローラーによって搬送されるキャップを落とさないアイデアなどがふんだんに取り入れられていますね。
大きなマフラーも付いていて、自分が好きな車の要素も取り入れた愛情たっぷりなロボットに仕上がっています!
安定感のあるクローラーとショベルからドサッと落とされるキャップに対戦相手もタジタジですね!
最初に作ったマシンを愛用し毎回確実に進化をしてきたSO-1!
ショベルの駆動部分もオリジナルで作られており随所に本人のこだわりが散りばめられた素晴らしいマシンになっています。
ショベルやシールド、駆動部のタイヤなど、オリジナリティに溢れていますね!
ギヤ比も細かく調整しているとのことで、製作者のこだわりが感じられます!
ショベルからくり出されるキャップの弾き飛ばしには対戦相手も驚くのではないでしょうか!
キャップの弾き飛ばしを行う際の独特のフォームも迫力があってカッコいいです!
見た目はとてもシンプルですが、うしろには隠れたギミックがあります。ただの箱かと思いきやベルトコンベアになっていて、キャップを後ろから出す仕組みになっています!
もともとは前回のコンテストに出てた「MHMヘビーモンスターを真似したい!」から作りましたが、県大会で勝つことを目標にためたキャップを相手から見えないようにするためにあえてベルトコンベアのところは隠しました。
作品名の通りショベルカーとダンプカーの良いところが活かされていますね!
キャップがベルトコンベア上を流れていくようにコンテナ形状と内部構造が考え込まれていて素晴らしいです!
「勝つために隠す」という戦略込みの設計に「絶対勝つ!」という意気込みが感じられます!
パッと見、ただの箱にしか見えないコンテナから続々とキャップが出てきたら対戦相手も慌ててしまいそうですね!
盾!が真っ先に目に入るロボット。見た目も機能もオモシロ要素満載なロボットができました。
ショベル型をベースにシールドをつけたり、ルーレットをつけたり、5点キャップをとれるようにするなど機能が盛りだくさん。
一番のアピールポイントはシングルギヤボックスの反対側を利用してつくった自分が食べるものを決めるためのルーレットです!
遊び心満載だけどしっかり競技も強そうなロボットですね!
5点キャップを落とすことは思ったより難しいので、ギヤボックスを利用した機構がとても活躍しそうです!
大きく「盾」と書かれたシールドはキャップを防ぐ役割だけでなく、対戦相手の目を奪うという効果もありそうですね!
ルーレットが一番のアピールポイントとのことですが、
このルーレットがあれば、戦いに勝利した後のご馳走メニューに困ることはないでしょう(笑)!
マヒ(三条教室)
前回製作したユニバーサルアームをしならせてキャップをとばすという機構をのこしつつ、クローラーでショベル部分を動かすという機構を取り付けました。
ユニバーサルアームをしならせるところが、時々うまくいかないことがあり、改良を重ね、最終的にゴムの力でキャップをとばす仕組みにしました。
ロボット後方には、相手からのキャップをガードして返すためのシールドもつけました。
「攻め」と「守り」を考えて改良されたロボットです。
前回から発射機構が洗練され、さらに防御も行えるように進化していますね!
新たなクローラーとショベルの機構は前回からの発射機構にマッチした改造となっていて素晴らしいです!
発射機構のキャップがうまく飛ばないことがあるという前回までの課題に対し、対策を行って解決している点に熱意を感じました!
盛りだくさんの改造ながらも、勝つために盛り込んだアイデアと機構に脱帽です!
暗殺マシンってなんだろう?タミヤの競技でそんな不気味なマシンがあるはずない?と思ってしまったあなた!もし、夜道でこのマシンと出会ってしまったら気をつけてくださいね。
まず、左手には高性能なピストル型キャノン砲がどんなにはなれた場所にいても確実に撃ってきます!
そして、右手に持った強力なハンマーでガッタンガッタンと叩きのめされてしまいますよ。
このマシンと出会った時あなたが出来ることは逃げることです。近づいたら危険ですよ。
キャップを集めやすくするために広い吸い込み口を取り付けたり、絶妙な大きさの回転プロペラを付けたりと、なんだかんだと緻密に作られているマシンです。
ロボット名は不穏な響きですが、ロボットは精密そのものですね!
ハンマーが取り付いているギヤボックスにはキャップの引き込み羽も取り付けられ、見た目と機能が両立しています。
吸い込みから発射までの流れもスムーズで、工夫を凝らし綿密な調整を行ったことがうかがえますね!
ロボット名とハンマーで対戦相手を威嚇しながら、自身は正確にキャップを相手コートに入れている姿が思い浮かびました!
タミヤ開発者が選んだ
ショベル型でエリア端のキャップを持ち上げた時に、持ち上がって端の壁がなくなった途端キャップがこぼれ落ちることがよくあると思います。
狙っているかはわかりませんが、このショベルはキャップが壁の支えがなくなる瞬間ぐらいにすくい上げる動作になるため(動画では1回落ちてますが)こぼれ落ちにくい動作が出来ているのではないかと思います。
ばらばらに置いてあるキャップをきれいに揃えて挟むという一連の流れに工場などの生産機械を連想しました。
工場などでは確実性を重視する様に、押すだけの簡単な動きで挟みやすい形にできて確実にたくさん掴むようにしているのが良いと思います。
クローラーと輪ゴムを組み合わせて発射機構にするところがとても良いアイデアだと思いました。
ステアリングの位置が車体の後方にあることで、車体の回転中心がバケット付近になり、キャップを集める際のロボットの位置調整が行いやすくなっている点も素晴らしいです。
アームのしなりを使った構造がうまくいかなったらしく、このゴムの構造になったみたいですが、結構しっかり弾けそうな構造になっているので安定して動作できそうです。
キャップを飛ばすタイプのロボはいつも一個ずつ飛ばすので効率が悪かったのですが、このロボットなら複数個一気に飛ばせるので、実用的な機構だと思いました。なんだか料理に使う自動かき混ぜロボットのようにも見えて、ほかの用途にも使えそうで面白いです。
自動かき混ぜ機:https://kakakumag.com/seikatsu-kaden/?id=13808
惜しくも入賞とはなりませんでしたが、
素晴らしい作品がたくさんあります。
是非、ご覧ください!
ユーロボ
ゆうかマイ号
大木兄せんし
おおきおとうと融合バス
ライソぐるぐるくん
スプくんロボ王者
レゴゆうとすしや
ハルト攻撃型ロボット
犬ヒーローブキ
いつきロボット
タツキでかすぎるぼーぎょ
エイタレスキュークローラー
シンイチそうじロボット
レンリッチさん
エリン大型ロボット
ユーリアタック号
ゆう1位金メダルロボ
タックン〜ンルーレットボーイ
かいきスーパールーレットロボット
淳躍パチンコマシーン
小池知事ブルドーザー
かずまえうしろのはこましん
ハルキ何個の弾が飛んでくるかわからない!?ぐるぐると勢いよく回る大砲の中のプロペラが弾き出すキャップは、遠くへ飛ぶ工夫がされているので、気持ち良いくらい競技台の上を縦横無尽に飛び回ります。
また、狭い大砲の中へキャップを送り込めるように、入り口には切れ込みを入れて折り曲げると言う細かい工夫もバッチリ!
このマシンが自分の方へ大砲を向けてきたらキャップがぶつからない様に安全なところへ隠れたほうがいいですよ!
でも、超音波のようにヒュンヒュンと高速で向かってくる恐怖体験は実は病み付きになるからあら不思議?
また一歩、新しい領域へ足を踏み入れてしまいました。
キャップのすくい取りから発射までの道筋がしっかりと考えられていて素晴らしいです!
どうしたら遠くに飛ばせるかを考え、飛ばし口に坂をつけたということからも課題解決力が身に付いていることが分かります!
発射部の可愛いデザインも相まって、コミカルな印象を対戦相手に与えるかもしれませんが、
そう思うのは最初だけで、口から続々と飛んでくるキャップに苦しめられそうです!
デザインと連続発射で対戦相手を翻弄する「ちょう音ぱくん」がEXクラス部門の最優秀賞です!おめでとうございます!!
細かいところ、いや、細かすぎるところにまで気を配り仕上げたロボットです。カタチはキャタピラをダイヤモンド状に組み上げた4つのホイールでくるくると巻き上げながら、そこに付けたシャベルを巧みに操り、キャップを拾い上げます。やみくもにキャタピラにシャベルを付けても動かないことを経験した作者は、1本の糸でくくりつけることで、極限まで摩擦抵抗を減らすことにたどり着きました。後ろの箱のスピードを速くすることで、最後のカウントダウン3秒前からでも悠々と相手コートにバチャーーーンとキャップの雨を降らすことができます。
美しい造形美と、繊細な職人技のまさにニホン文化「流し玉」を体現したロボットですね。
1本の糸でショベルを取り付けたことにより、前回作品よりさらに動きがスムーズになっていますね!
後ろのユニットを箱にすることで、ショベルですくったらすぐに相手コートに入れるも良し、
貯めて最後に逆転を狙うも良しと戦略の幅が広がっていて素晴らしいです!
箱の素早い回転も対戦相手には脅威になるでしょう!
前回作品から正統にレベルアップを遂げた作品になっていますね!
生徒の皆さん、力作ありがとうございました。
みなさんのつくろうと思った理由から、自由な発想によって具現化された作品に驚きました。
まさに、「思いを実現させる力」が身についた結果です。
今回の作品についてたくさんの人から感想をもらって、さらなる改良も考えてみてください。
これからも、自分の思ったもの・つくりたいものをつくり続けていってください!
person教室講師からの一言
大量にキャップを取れるマシンは今までも沢山ありましたが、挟んで一気に5コは初?
アームの前で押すことでキャップを上手く整列して効率よく挟める所もなかなかのアイディアでした。
大会で活躍する所がみれるかな??
審査コメント
従来のアームだとキャップをたくさんつかむのは難しいのですが、
まさかアームを横型にすることで可能にしてしまうとは!
横型のアームという新しい発想にとても驚きました!
より多くのキャップをスマートにつかめるように、キャップを整列させる機能もGOOD!
たくさんつかみたいという思いが各所に見て取れますね!
アーム型の新しい可能性を生み出してくれた「ハサミロボット」が基礎・応用クラス部門の最優秀賞です!おめでとうございます!!
mode_comment他教室の生徒からのコメント
すご〜い。
これしかいいのがなかったのでえらびました。すごいですね。
いっぱいキャップがとれるから。
つよそう。
まず、キャップをそろえてとりやすくしているのは良いと思いました。
star受賞生徒からのコメント
このマシンで教室大会でも3位だったのでダブルで嬉しかったです。