タミヤロボットスクール ロボットプログラミングコースのカリキュラムゴール!
今回も「こんなものがほしい」「ここを改造したい」など、生徒それぞれの思いを実現した創意工夫あふれる作品が集まりました!
今回も沢山の応募作品の中から、【応用クラス部門】最優秀賞、優秀賞2作品、入賞5作品、
【EXクラス部門】最優秀賞、優秀賞、入賞を決定しました!
どんな思いでつくったのか、どんなふうに動くのか、生徒たちがタミヤロボットスクールで学んだ成果をぜひご覧ください。
EXクラスは、基礎・応用クラスを修了後、3年目以降も学べる教室独自のクラスです。
「自分の思いを実現させる力」を育んだ先輩達の作品が集まる部門になります。
・サンプル集や各Chapterでつくったものの改造を含む。
・1人で作品をつくっても、複数人でチームを組んでつくっても良い。
TVゲームなどを参考に洞窟で宝箱をみつけたを再現した。
やりたいことを書き出して、構想を少しずつ形にしていきました。
冬休み中に、宝箱を作りをはじめ、応用の授業では、プログラムや構想の変更や修正。自宅でも、プログラム作成とものつくりをして、撮影日には、無事完成を迎えることができた。
動画を取る際に、『操作説明をしてね』と伝えたところ、見事な解説で一発でOK。彼の演技力に脱帽です。
ジオラマの造形は、すべて手作り、自ら宝箱を作成してリアルに見えるように外装の古ぼけた感じや、内部の豪華さを見事に再現されています。
遊び心溢れる工夫の数々にワクワクがとまりません!
ストーリーもおもしろく、宝箱が開きかけ、すぐ閉じてしまう演出には思わず笑ってしまいました(笑)
作品の丁寧な作り込みにも愛を感じますね!
特に本物のような宝箱は素晴らしいです。中もキラキラとしていて目が引き付けられますね!
電子工作とプログラミング、ジオラマが融合された見事な冒険の世界に引き込まれました!
「相手のことを想う」ってモノ(商品)づくりの原点ですよね。より良く。より早く。より便利に。より簡単に…
どうしても自分のために作ってしまいがちな“自由製作”で、こうして相手=お母さんのことを考えるってとても大切なことだと思います。その部分だけでもこの「お洗濯物キレイにたたみロボ」素晴らしい作品です(^^)。
3つのサーボモーターを使って折り畳む。それは重さ(パワー)との闘い。段ボールを上手に使い強度と軽さの絶妙なバランスを確保。さらにただ畳めれば良いのではなく「キレイ」に畳まれることを意識し、折れる位置を調整。調整。調整。
またどの位置まで回転するのがキレイで、どのくらいの時間差が必要なのか。何度も何度もプログラムを打ち直しながらベストタイミングをつかんでいました。
へこたれてしまいそうな繰り返し作業。しかしそれを乗り越えられたのも、お母さんへの深い愛情と優しさの表れです。
きっと今回の自由製作をきっかけに、これからも人や環境に優しいモノづくりを続けてくれることでしょう。
全自動折り畳み機、クリーニング業界で開発されているみたいですが、1台400~450万円するとも!?
もしかしたら、今回すごいものを考え、作ってしまったのかもしれませんw。
綺麗にたたまれる洗濯物から完成度の高さが推し量れます!
サーボモーターのトルクを考えた素材の選定、綺麗にたたむための位置・タイミングの調整と多くの壁を乗り越えて完成した作品ですね!
お母さんへの日頃の感謝を胸に、少しでも楽させてあげたいと思いながら製作したのでしょう。素敵です!
面倒な家事上位に入る洗濯物たたみから解放されて、お母さんも大喜びですね!
りゅうくんは笑顔が絶えなくて、いつも楽しく授業ができました。
ああしたい、こうしたい、アイディアがいっぱい盛り込んだ作品です。
クレーンを動かすカムロボが落っこちて線が抜けたり、いろいろと大変だったけど、2年間の思いがこもった作品ができあがりましたね。
カムロボの両手を上手に上下させて景品を持ち上げるところの工夫が良かったです。
クレーンゲームに抱いた夢、熱い意気込みが伝わってきました!
クレーン上げ下げのギミックはお見事!上手くカムロボのアームを使っていますね!
みんなが楽しく遊んでいるところを、間近で見るカムロボもうれしくなるのではないでしょうか!
景品を獲得したら画面に出る「GET !!」にも、もっと楽しんでもらおうという遊び心を感じました!
パジャマのつどい
(津田沼教室)
ゲームの発想に驚きました!!
タイトル通り「絶対音感クイズ」といった音ゲーなのですが、
作った本人は、スイスイと、正解していきます。
(動画では1回正解のみです)
ゲームの感想を伝えるために、
みんなでやったのですが、誰も当てられません。
そのため、絶対音感がない人のために工夫をして貰いました。
それが、最初に、ドレミファソと、参考の音を鳴らす部分です。
その他にも、正解を答えた後、
カムロボに腕の動きで、どの音が鳴ったのか、分かるようになっています。
ジョイスティックの特性を上手く利用したゲームですね!
何度も挑戦し、上手くできたときの達成感は他のゲームの比ではないでしょう!
3秒の制限時間もゲームにスピード感を持たせる良い工夫ですね!
絶対音感がない人でも楽しめるよう、最初に基準の音を出す気遣いも素晴らしいです!
岩を動かすプログラミングは初めて見ました!
「開けゴマ」という言葉は、もしかしたら過去の世界のプログラミングだったのかもしれません!?
物語の転換やクライマックスを思わせる「岩が大きな音を立てながら動く」というシーンが上手く再現されていますね!心が躍ります!
距離センサーを使うことで、どんな山の探索でも臨機応変に対応できますし、かつプログラムもシンプルで読みやすかったです。
赤外線を使った通信は、まるで岩を動かすための暗号を伝えているかのようですね!
そして岩が動いた先には大きな宝箱が!世界観も素晴らしいです!
チーム回転寿司
(津田沼教室)
とにかく試行錯誤の連続でした。
考えたことが、形にすると、上手くいかない。
新しいアイデアを思いつき、それを試す。
すると、それもまた上手くいかない。
これを何度も繰り返して、やっと完成に。
チーム作業ということもあり、役割分担や、
モチベーションを最後まで維持することも
とても重要でしたね。
春休みを、ぜーんぶ使ってガンバりました!!
ベルトコンベアをしっかり研究されてますね!
駆動は1台のみにして、もう1台は補助のローラーのみ。
また、ベルトがゆるまないように2台を固定して、引っ張る力をきっちり保持。
ベルトのズレ防止のため、カムロボのローラーをそのまま使っているのもGOOD!
みんな大好き回転寿司、カムロボを使って実現する情熱と回転レールのアイデアが素晴らしい作品ですね!
1つのキーボードを使って2人で対戦する鬼ごっこゲームです。
キャラクターAが鬼。キャラクターBが逃げます。
30秒以内に捕まえると鬼Aの勝ち、
30秒逃げ切るとBの勝ちです。
ステージは、ランダムな壁が20個作られるので、毎回違う形になって遊べます。
イメージしたものがしっかりと再現できています!
20個の壁があることで、戦略性と操作性の幅が大きく広がりましたね!
30秒という制限時間もベストマッチ!適正なゲームバランスによりゲームの楽しさUPです!
画面で完結するゲームはプログラムのみで作るので、純粋にプログラミング力が物を言います。
一から作る難しさを乗り越え、みんなが楽しめるゲームを作り出したチームK2に拍手!
缶詰工場
チームトライアル
(ノーティ 盛岡本宮教室)
カムロボシュートゲーム
リクアンドホダカ
(武蔵小杉教室)
さがし物発見機
デロリアン
(ONE 横浜元町教室)
シューティングゲーム
一人ぼっち
(エム・ライズ 富士河口湖教室)
めざましロボ
マナキング
(エム・ライズ 富士河口湖教室)
4年通った努力の結晶
ししょう
(水戸見和教室)
なんちゃってラジコン
きよとら
(水戸見和教室)
ショートキッチンタイマー
まさと
(水戸笠原教室)
ごうとうをたいほするやつ
そうた
(水戸笠原教室)
新時代のおそうじロボ
ロボット
(宇都宮教室)
ウォールキャット
N.T
(CoDoMo塾 東砂教室)
生徒が約1年間に渡って取り組み完成させた作品です。
一見すると簡単に見えるかも知れませんが、距離センサーに発生するノイズによる誤検知や、ミニ四駆がコースの端を走る事による未検知などがあり、これらの対応には大変時間がかかりました。
・コンデンサを取り付け距離センサーに発生するノイズを減らした
・全てのセンサーをIN2に集約しプログラムをシンプルかつ高速化した(これにより、どのレーンからもスタートできる仕様となった)
・更に高速化する為、IchigoJamRを使用した
・レーン上の3つのセンサーの取付位置を左右にずらし未検知を防いだ
などは、生徒が問題に向き合い、講師と話をしながら生まれた工夫です。
モノづくりは簡単なようでも難しく、また楽しくもある、という事を生徒と共に学ばせて頂きました。
高精度、高クオリティのラップタイマーが爆誕しました!
キャリブレーションや直近20回分のセンサーの値を使うなどの発想力、そして様々な課題を一つずつ丹念にやり切った解決力に驚愕しました!
誤検知対策など見えないところへの対応も素晴らしいですね!
これはミニ四駆ユーザーが欲しがること間違いなしです。
また、プログラムもキレイに整理されていて可読性の高いプログラムですね。
実用性抜群の「ミニ四駆ラップタイマー」がEXクラス部門の最優秀賞です!おめでとうございます!!
とにかく「光る!鳴る!動く!」
趣味のペーパークラフトと、これまでのロボットスクールで学んだことが合体しました。
エンジン始動時のエンジン音とプロペラ回転のシンクロぶりが見所です。
翼端灯は動画からは見えにくいですが、台座に仕込んだLEDから光ファイバーで翼端まで導光させて光らせています。かつて教室でイルミネーションを作った時に、光ファイバーを使ったのを覚えてくれていたようで、講師としてもとても嬉しいです。
エンジン音は、実物から録音したものをメモリーカードプレイヤーから出力しています。この制御はIchigoJamのシリアル通信で行っています。
IchigoJamの限界の一つに挑んだ作品として、まさにカリキュラムの集大成といった作品になりました。
趣味のペーパークラフトがスクールで学んだことを通じてパワーアップしました!
モノづくりに趣味要素が加わると、自然に楽しくなっちゃいますよね!
さらにプログラミング要素を追加したり新しい電子機器を導入することで、表現の幅も広がりワクワクが止まらなかったことでしょう!
そのワクワクがプロペラの回転と音のシンクロ率に現れていますね!
圧倒的熱量で丁寧に作り込まれた作品に感動です!
タミヤのリアルなプラモデルが本物さながらに「動く!」という「タミヤ」を冠するスクールにふさわしい作品に仕上がりました。
動かすことを前提に作られていないプラモデルに様々な工夫を凝らしてモーター、ギヤボックス、マイコン、サーボモーターを組み込んでいます。
そのため、外からは見えない至る所に、作品紹介シートに書ききれないほどの努力と工夫の跡が残っています。
以下はその一例です。
・電源を単4電池とし、シャシーに収めるために2本ずつ分割して配置した
・ネジの長さを調節するため、余分なところをカットし、ダイスでネジ山を整えて使用した
・シャシーに収めるためにギヤボックスのケーシングの一部を切り落とした
・駆動ホイールにシャフトを固定するための穴開けやタップ加工をし、カムロボでも使っているイモネジを付けた
・サーボモーターを固定するために砲塔の芯出しをした
・IchigoJamのビデオ出力とキーボードコネクタを外し、電線を介してボディに移設した
・MapleSugarのサーボモーターのコネクタがボディに当たるので、コネクタピンをL字型に替えた
・モニター接続時に映像ケーブルが砲塔に干渉するので、L字型のプラグに替えた
ロボットにはメカニックとプログラミングの要素がそれぞれ必要と思いますが、この作品はプログラミングコースでありながらメカニカルな加工がふんだんに詰め込まれた作品として特筆されるものと思います。
本来は操作できないプラモデルを自在に動かすなんてすごいです!
プラモデルの中に動かすための機構を盛り込むのは容易ではありません。
サイズや形など制限のある中、悩んで悩んでアイデアをひねり出したのでしょう。
(ここに掲載はありませんが)内部構造の写真を見ただけで数多くの試行錯誤を感じることができ、最後まで作り上げた熱意に脱帽です!
まさに思いを実現する力を体現した作品ですね!
生徒の皆さん、力作ありがとうございました。
みなさんのつくろうと思った理由から、自由な発想によって具現化された作品に驚きました。
まさに、「思いを実現させる力」が身についた結果です。
今回の作品についてたくさんの人から感想をもらって、さらなる改良も考えてみてください。
これからも、自分の思ったもの・つくりたいものをつくり続けてください!
教室講師からの一言
「銃バトルがしたい」
そこから作品づくりが始まりました。
人と人との対戦、早打ち合戦、射的ゲームなど、
様々なアイデアを出し合った中で、銃にエネルギーをチャージして、
どちらが早く的に当てられるかを競うゲームに決めました。
シンプルながらに楽しいゲームが完成しました。
審査コメント
これは絶対盛り上がります!
かっこいい赤外線銃は見るだけでも気分が上がりますね!
エネルギーチャージをしてから狙い撃つというゲーム性が熱中度に拍車をかけています!何度も遊びたくなりますね!これは実際に遊んでみたいなぁ。。。
一方、プログラムを見るとロボットプログラミングコースで2年間頑張ったことが伺える内容や書き方となっていてとても嬉しく思います。
色々言いましたが、チーム3人が仲良さそうに作品づくりに取り組んでいる姿がなにより素晴らしいですね!
「チャージだ!赤外線銃バトル!!」が応用クラス部門の最優秀賞です!おめでとうございます!!
受賞生徒からのコメント
最優秀賞を取れて嬉しいです。チーム皆んなで、考えたり制作を分担したりして楽しくできました、これからも色んなプログラミングの大会に挑戦したいです。
最優秀賞で、みんなと協力し合って頑張れたことが1番嬉しかったです!
最後の思い出作りの卒業制作で最優秀賞!!
すごく思い出に残ったし、これからも色んなことにチャレンジしていきたいです!!